現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2025年7月2日水曜日

rest in peace



2025年7月1日火曜日

李朝乾漆大鉢



今日は李朝乾漆大鉢の紹介ですが、乾漆でこのような鉢には初めてお目にかかりました。ご覧の通り、かなり使用された姿ですが、紙の上に布を貼った強度がある上手の仕上げなので、現在でも十分に使える状態です。どんな使い方をすれば良いのかと考えたのですが、取り敢えず果物を入れてみました。直径35.7cm、高さ13.2cm

 

2025年6月28日土曜日

ボケ



昨日気付いたのですが、集合住宅のベランダで育てている木瓜に一輪の小さな花が咲いていました。カンカン照りのこの時期に咲くなんて驚き!これが「ボケてるんやないぞ」と揶揄する語源なのでしょう。確かにボケた木瓜です。
 

2025年6月24日火曜日

白磁茶壺



丸っぽいフォルムの白磁小壺に、誂えた木製(黒柿)の蓋が嵌められています。前所有者は江戸後期の平佐だと述べられたそうですが、高台を見れば違うのではないかと思っています。他に類例を見ないので断言できませんが、波佐見辺りのものではないでしょうか。造られた場所や時期がどうであれ、とにかくホッコリとした魅力ある茶壺です。
胴径11.1cm、高さ12cm
 

2025年6月17日火曜日

鉄斧



これはフィリピンのカリンガ州から出た鉄斧で、壁に掛ければ素敵なオブジェとなります。1本の釘に、斧と柄が繋がっている部分を引っ掛けただけでこのように飾れるのです。100年前後の古さはあるでしょう。長さ48.8cm、幅38cm

私が若かりし頃から好んで集めてきたプリミティヴな品々、久々にその多くを店に飾ってみました。3週間程そのまま飾っておくつもりですので、ご興味のある方はどうぞご覧になって下さい。土産物レベルではございません。
なお、これは企画展ではありませんので、店内全てをプリミティヴな品で埋めるのではなく、他分野の品も並べております。
 

2025年6月10日火曜日

常滑広口中壺



今日の品紹介は、室町時代の常滑広口中壺で、肩の3ヶ所に窯印が刻まれています
。かなりカセて野武士然としていますが、無疵です。水漏れチェックのため、入手後水を入れ3日間そのままにしておいたのですが、底がジワッと湿っていたので、花を生けるには落としを使用した方が良いでしょう。胴径20.8cm、高さ13.5cm

山アジサイの鉢植を買ったので、それを壺に入れてみました。口が広いと、こういった事もできるのが便利です。
 

2025年6月3日火曜日

壁画残欠



今日の品紹介は壁画の残欠ですが、正方形の磚に石膏を盛り、その上に絵を描いています。こういった壁画は、磚を繋ぎ合わせて絵の支持体としているのですが、これが一見ホータンの壁画に似ているものの、ホータンの磚と比べてかなり小さいので、カシミールやアフガニスタン辺りのものだそうです。磚の厚みが3cm程あるのでテーブル上に立てることができ、素敵なオブジェとなるでしょう。5~6c頃のものだと思われます。縦 ・横それぞれ10cm程です。