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2018年12月25日火曜日

デルフト盃

今年の営業も、残すところ後5日間、今日は今年最後の品紹介です。

巷ではデルフトの人気が高いにも拘らず、私の好みではないので、これまで扱ったことがなかったのですが、今回初めて買いました。何故かと言いますと、オリジナルの革製蓋に一目惚れしたのですが、まるで、ヨーゼフ・ボイスやアルテ・ポーヴェラの作家による作品を観たような感覚でした。


17~18cのデルフトということですが、こんなウブな革蓋が残っていたとは吃驚です。この手のものは、元々クリーム入れだったようで、当時はこんな蓋を被せていたのですね。革がカチカチに固まっていて、容易に蓋の開け閉めができます。


蓋を取った姿です。口径5.1cm、高さ3cmと小振りで、細いニュウ、口縁の釉剥げ以外はダメージがありません。勿論、酒は漏れません。