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2024年3月31日日曜日

企画展 『花と酒 2nd』

今日は、花器に使えるガラス器を3点紹介します。
ガラス器は先史のものから近代のものまで、かなりの数の在庫がございます。


インドネシアのスラウェシ島で発掘された、中国・元代の瑠璃色瓶です。薄造りでユニークなフォルムをしており、底にガラスを吹いた際に残った突起があるので、やや傾いています。割れる恐れがあるので、その部分を削り取ってはおりません。
高さ9.7cm


こちらは、AC1~3c頃の小さなローマンガラス瓶です。口の付け根から水漏れがあったので、修理しました。瓶の内部は空洞部分が少なく、水は少ししか入りません。高さ5.7cm


これは日本ものですが初見の瓶で、大正時代に造られたようです。ブリキの蓋も残っていました。口が広いので、花を生け易いです。高さ20.3cm