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2017年10月20日金曜日

展覧会 『小杉武久・音楽のピクニック』  芦屋市立美術博物館   
2017年12月9日(土)~2018年2月12日(月・祝)

展覧会の紹介です。12月から始まるのですが、今日、小杉さんのマネージャーから、展覧会のリーフレットと招待券を受け取ったので、忘れないうちに書くことにします。
現代音楽に興味のある方以外は、小杉武久の名前をご存知ないかもしれませんが、小杉さんは、現代音楽の作曲家及び演奏家です。1960年、東京芸大在学中に即興演奏を行う「グループ・音楽」を結成し、それ以来、多くのアーティストと活動されてきました。60年代には、「フルクサス」に参加され、1977年からは、ニューヨークの「マース・カニングハム・ダンス・カンパニー」の専属音楽家となり、ジョン・ケージ、デビッド・チュードアに続く、カンパニー三代目の音楽監督も務められました。

小杉さんと私の付き合いは30年弱ですが、27年前に、小杉さんとマネージャーの岡本さんから、マースのインド公演が1週間ずつ4都市であるので、いっしょに来ないかと誘われ、さすがに1ヶ月も仕事を休むことはできず、最初の公演地であるニューデリーへ、1週間だけお供しました。公演のリハーサルと本番以外は、マースのメンバーと貸切バスで観光地を訪れたり、フリーの時は日本人3人だけで珍道中といった、とても思い出深い旅でした。小杉さんは、知り合った時から、亀さんのようにのっそりした存在なのですが、いざ演奏となれば凄い!。当時の音楽監督はデビッド・チュードアだったのですが、小杉さんの演奏は圧巻で、翌日の新聞には、カンパニーのダンスよりも、小杉評に重きを置いていました。小杉さん曰く、私が聞いていたから頑張ったのだと・・・。嬉しいお言葉でした。その公演は、インドとアメリカの文化交流の一環として組まれたツアーだったので、公演日の夜は、アメリカ大使館でツアー・メンバーのレセプション・パーティーが行われ、私も同席させてもらいました。そこに、ラビシャン・カールがゲストとして招待され、公演時に少しだけシタール演奏をされた小杉さんに、あなたの演奏は良かったと言われたそうで、ご本人は照れていました。短くも楽しかった旅でしたが、私は次の日から帰るまで下痢。私だけではなく、メンバーの半数が下痢になったようで、どうも、ワインを飲んだ人は症状なしで、氷の入ったドリンクを飲んだ人たちが下したようです。インドの街中ならともかく、アメリカ大使館の飲料で、そうなるとは予想外の出来事でした。
余談になりますが、そのツアーには、デビッド・チュードアがガールフレンドを同伴していたのですが、美しい彼女の、義父はマルセル・デュシャン、祖父はアンリ・マティスというのには驚きました。

長々と私の思い出話を書きましたが、小杉武久の演奏は凄いのです!
この展覧会を、どうぞご覧になって下さい。
招待券をたくさん持っています。