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2021年4月14日水曜日

お手頃な酒器

今日は、徳利と盃の紹介です。




鮫肌の器は、これまでに買ったことがなかったのですが、この徳利は、フォルムがスリム、窯変で色の変化が見られる、そして、ご覧のように黒いポイントがある、ということで入手しました。枝物の一輪挿しにと思ったのですが、やはり徳利として使う方が良いですね。高さ22cmで、二合強入ります。薩摩焼(龍門司窯)で、結構古色が付いているのですが、幕末〜明治頃のものでしょう。無疵です。


こちらは、伊万里の白磁盃ですが、紅皿として作られたものでしょう。酒盃としてピッタリのサイズで、薄っすらと青み掛かった発色、少し歪んだ造形、そして、口縁近くのひっつきが魅力になっています。細いニュウが2本ありましたが、漆で止めてあります。江戸中期のものでしょう。口径7.1~7.6cm、高さ3.6cm