現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2026年9月27日日曜日

企画展 『護』

今日は、中国の戦国玉を4点紹介致します。戦国玉は、古代に魔除けとして身に付けられました。全てが状態良しです。
その他の戦国玉も多く在庫しております。 



戦国時代に作られたファイアンスの戦国玉です。径2.4cm



これもファイアンス製です。径2.2cm



これはガラス製で、珍しく銅も使われており、懐中電灯で穴から光を通すと、とても綺麗です。ガラス製の戦国玉はファイアンスと比べて製作時期が下がり、戦国〜前漢代に作られました。中国での銅は、紀元前2000年頃から使用されていたそうです。
径2.6cm


これもガラス製の小さな戦国玉です。作られた時代は上記のものと同じ、戦国〜前漢代です。径1.5cm

2026年9月23日水曜日

企画展 『護』

今日は、馬鈴を2点紹介致します。馬鈴は、魔除けや安全確保を目的として馬に付けられました。



これは秋田県から出た馬鈴で、二体の人形状のものが鈴と一緒に付けられています。東北であるがゆえ、オシラサマ信仰の流れなのでしょう。



こちらは大阪の元武家屋敷から出たもので、敵から身を護る安全確保が目的だったのでしょう。


2026年9月21日月曜日

企画展 『護』

2026年9月22日(火) - 10月4日(日)   12:00 - 18:00  会期中の休店日: 9月28日(月)

いよいよ明日から今回の企画展開始です。かなりマニアックな企画ですが、ご興味ある方のご来店をお待ちしております。

いつもの企画展同様に、陶磁器や小物を入れたショーケースは常設として残しております。



これは17~18cに作られた、有翼の洗礼者ヨハネ像です。ボディに問題はないのですが、時代の経過で着用している服はボロボロ状態です。イエス・
キリストよりも先に生まれたヨハネは、人々に教えを説き、イエスに洗礼を授けたとされています。先駆者であったヨハネの活動により、キリスト教徒に崇められているのです。高さ34.3cm (含台)

2026年9月18日金曜日

企画展 『護』

今日は、ネパールの品を3点紹介致します。



銅造の女性合掌像です。ネパールはチベットと隣接している事もあり、土着の宗教観と仏教が混じって、独自の宗教文化が生まれたのでしょう。作られた当初は全体に鍍金されていたようで、所々にその金が残っています。たっぷりと古色が付き、相当古い時代に造られた事が窺えます。ソリッドの銅造なので、ずっしりと重いです。高さ17.5cm



乗馬型の木造プルバで、かなりの大きさがあります。プルバはチベット密教の法具で、魔除けや結界に用いられます。この大きさからすれば、家庭用ではなく、寺院に収められていたのかも知れません。高さ38cm



細めのプルバはちょくちょくお目にかかるのですが、これは初見の、やや太めの合掌した木造プルバです。顔を見ると、インドネシア、スマトラ島、バタック族のフィギュアと似ており、元は同文化圏の部族であったのではと思われます。高さ26.5cm

 

2026年9月14日月曜日

企画展 『護』

今日はチベットのお護りであるトクチャを5点紹介致します。
他にも多くのトクチャを在庫しておりますが、ここで紹介しますのは、珍しいものです。特に人気のある銅造ものは、トクチャに限らず、型を取りコピー品が多く作られていますので、ご注意下さい。

トクチャは、最初からお護りとして作られたものと、馬具や鍵等、身の回りにある小品を自身のお護りと考えて着用する場合があります。



これは懸護と呼ばれるもので、自身の首に懸けたり、壁にも飾れます。表には座仏、裏にはチベット文字が刻まれています。銅造で時代はそれ程古くはなく、300~400年程前のものです。直径3.6cm



これも懸護で、中心に座仏、周囲に蓮のデザインが施されています。時代は上記のものと同じ頃です。直径3cm



ハゲワシがデザインされた銅造トクチャで、吐蕃時代のものです。中国で言えば唐代頃です。チベットでは墓を持たず、鳥葬が行われていたので、このようなデザインがあるのでしょう。縦横: 5.7x4cm



これも吐蕃時代のもので、猿顏の銅造トクチャです。チベットでは彼等の祖先が猿であったと信じられているため、猿のモチーフが多いです。紐が付けられていますが、チベットの商人が実際に身に付けていたそうです。ソリッドの造りなので、大きさのわりにかなり重いです。同じようなデザインで、後の時代に素材を変えたりしてコピー品が作られています。高さ4.5cm




600~700年程前のヘビ型トクチャです。状態が非常に良く、ペンダント・トップとするには最適なサイズです。高さ3.6cm


2026年9月11日金曜日

企画展 『護』

今日は、木造の大黒像を3点紹介致します。恵比寿大黒像は在庫が色々とございます。



これまでにいくつもの大黒像を扱いましたが、これ程ユニークな像はありませんでした。左右の足が上下していますが、これらの足は胴体と一体ではなく、別個に付けられています。また、顔をご覧下さい、これだけ微笑んだ顔を持った大黒さんは初めてでした。高さ11cm

下に裏側の画像を載せます。大きな袋を背負っていますね。




これは大きめの大黒さんで、大きな俵の上にどっかりとお座りになっています。微笑んだ柔和なお顔が素敵です。高さ17cm


こちらは極小の大黒像で、小振りだからか、何とも言えない可愛い姿です。高さ6.4cm

2026年9月7日月曜日

企画展 『護』

今日は、チベット密教の品を2点紹介致します。



チベットの人が携帯していた、お護り用のツァカリというカードと入物です。15枚のカードが入っていましたが、古そうなものから、やや古いといったものまで混ざっています。

下の画像は、カードを収めた姿です。縦横: 9.6x8.6cm





鉄造に見えますが、これは銅造の護法神像です。チベットの護法神は、仏教の教えや修行僧を外敵や悪霊から護る守護神です。小さな像でも、力強く見えます。高さ4.8cm

下は裏側の画像ですが、文字が刻まれており、チベット文字でしょうか。発掘時の土が、まだ残っています。


2026年9月3日木曜日

企画展 『護』

今日は、仏教ものを4点紹介致します。



まずは、九州から出た六地蔵塔です。石仏は何故か九州での存在例が多いようで、特に六地蔵塔は戦国時代に盛んに造られたそうです。恐らく、この六地蔵塔も、その時代のものでしょう。上部に枯れた植物がこびり付き、長年野晒し状態であったと確認できますが、元は、台座部分と傘部分があったのかも知れません。高さ28cm



これはかなり古くて摩耗があり、双体仏か双体道祖神かが明確ではないのですが、昔は神仏習合だったので区分が難しそうです。上の六地蔵塔と同時代頃のものでしょう。高さ23.7cm



江戸時代の銅造板仏で、三尊仏が表現されています。板仏なので薄っぺらいですが、立たせることが可能です。高さ8.9cm



これはタイの銅造板仏で、銅のフレームが回され、吊り下げるためのリングが付けられています。時代は18~19c頃のものでしょう。高さ9.4cm (枠を含めず)

2026年8月30日日曜日

企画展 『護』

今回の企画展出展の品を今日からいくつか紹介しますが、まずは中国もの4点です。



これは今回の企画展お知らせで画像を使用した、魁星点斗という青銅像で、中国では、科挙で主席合格を願うためのお護りとして利用されました。出展品は明代のものですが、魁星点斗は宋代に生まれ、清代まで長期間続いたお護りだったそうです。男子が担いでいる中に丸いものが見えますが、それは北斗七星を表しているとか。まるで、日本の雷さんを表した像のように見えますね。高さ17.5cm (含台)



これは北魏時代に龍門石窟で刻まれた、小さな供養者像です。龍門石窟は石灰岩層に造られたため、材質として非常に硬く、像がシャープに彫られたようです。龍門石窟には大小10万以上の仏像が彫られていると言いますから、仏教に取り憑かれた時代だったのでしょう。高さ12.5cm



商代 (殷代) の戈 (か) と呼ばれる青銅武器の形なのですが、全長が19.8cnと短く、取っ手部分に饕餮文が施され、漆が掛けられているところから、これは実用の武器ではなく、魔除け等の祭祀具として利用されたようです。

下の画像が、取っ手部分の饕餮文で、生きものの顔を表現しています。





これまでにもいくつかの木偶を紹介したことがありますが、これは明代に道観 (道教の寺院) へ納められた木偶で、安寧を願ったり、悪霊や災いを追い払う目的だったそうです。高さ20.3cm


2026年8月28日金曜日

企画展 『護』

2026年9月22日(火) - 10月4日(日)  12:00 - 18:00   会期中の休店日: 9月28日(月)


上記の日程で企画展を開催致します。

人間は、太古の昔からそれぞれの宗教観を持ち、何かに縋り護ってもらいたいとの思いで生きてきました。今回の企画展では、それらの願いの媒体となったものを80点以上展示・販売致します。
かなりマニアックなテーマですが、ご興味のある方のご来店をお待ちしております。

企画展終了まで、このブログでいくつかの出展品を紹介しますので、どうぞご覧下さい。



2026年8月25日火曜日

オルドス鹿交尾像



今日の品紹介は、BC7~4c頃に作られた銅造のオルドス鹿交尾像で、古色がたっぷり付き、状態良しです。この小さな像は、衣服に縫い付けるものだったようで、装飾と同時にお護りとして利用されたそうです。これを服に付けて外を歩くのは、ちょっと恥ずかしいですかね。縦横: 3.5cm x 4cm

 

2026年8月18日火曜日

石造涅槃像



釈迦が入滅された様子を表した、白大理石の涅槃像です。インドで造られたものですが、供養と守護を願うために、人々が頻繁に握り締めるそうで、ここまでトロトロ状態になるには、作られてから優に1000年以上が経過していると思われます。釈迦は80歳で、インド、クシナガルにあった沙羅双樹の元で入滅されたそうです。
幅11.5cm、高さ6.8cm、奥行3.5cm
 

2026年8月11日火曜日

カパラ観音菩薩像



高僧の骨で作られたチベットのトクチャで、観音菩薩が彫られています。それ程古くはなく、100~150年程前のものです。
高さ5.2cm
チベットでは輪廻転生が信じられているため、同じ仏教国であっても、日本のような墓は持ちません。生前の身分により、色んな方法で遺体を埋葬しますが、ご興味のある方は、インターネットで『チベットの埋葬方法』と検索すれば、かなり詳しく説明されていますので、どうぞご覧下さい。
 

2026年8月10日月曜日

坂本美雨

今日は家でゆっくりしようと思ってテレビを付けていると、「徹子の部屋」に坂本美雨さんがゲスト出演されていて、お父さんであった坂本龍一さんの話になり、映画制作ではベルトルッチ監督に振り回された話題が出ました。そこで、その番組終了後、私の好きな映画「シェルタリングスカイ」のDVDを箪笥から引っ張り出し、久々に観ました。映像を観ても、バックの音楽を聴いても、やはり好きです。私のセイシェル居住中にテレビで観たその映画がきっかけでアラブに通うようになり、それが私自身の生活にも大きな影響を与えてくれました。
美雨さんはお父さんと同様に、ボランティアにも力を入れていらっしゃるようで、現在はガザのパレスチナ人をサポートされているとの事。立派な心掛けです。

2026年8月4日火曜日

小型奇石



先日、私がペーパーウェイトとして使っていた奇石をお客さんに買っていただいたのですが、またまた同じようなサイズの奇石を見つけ、入手しました。自然界には色んなものが存在していますね。サイズ: 9.5 x 6.1 x 3.7cm

裏側の表情も変わっていて、下にその画像を載せます。


2026年7月28日火曜日

味良き盆

今日は、古色がたっぷりと付いた盆を2点紹介致します。



これは、今や人気ものになった、江戸時代の肥後国(現在の熊本県)で作られた矢部盆です。栗材を削り出して作られ、縁は黒漆、見込にはベンガラ漆が塗られています。長期間使用されたのでしょう、所々に元のベンガラ色が見られるものの、全体にはベンガラが擦れて臙脂色になっています。一ヶ所ヒビが見られますが、安定しており、全体としては良い状態だと思います。素朴な姿、酒器を乗せて気分良く飲めそうです。直径30.3cm

下に裏面の画像を載せます。





こちらは、朽木で作られた盆だと思ったのですが、裏に工房の印が書かれており、京都で1661年から360年以上漆器を作り続けていらっしゃる象彦のものである事が判明しました。小振りの盆で古色たっぷり、見込に描かれた菊花模様も見え難くなっています。江戸後期頃の作で状態は至って良し、縁の立ち上がりが低く、独酌にピッタリです。直径24cm


2026年7月21日火曜日

黒陶把手付小瓶



BC1200~600年頃の鉄器時代に、レバント地方で作られた黒陶把手付瓶です。かなり小さな瓶なので、高価な香油を入れるために作られたのでしょう。発掘品のためにカセてはいますが、底に番号が書かれていることから、考古学の研究材料だったのかもしれません。底に極小の穴が開いていたので修理し、水を張れるようにしました。高さ8.3cm

 

2026年7月14日火曜日

台付地蔵菩薩



煤を被った江戸期の地蔵菩薩です。状態は良いのですが、光背だけが欠損しています。光背は仏さんによってそれぞれ形や大きさが違いますが、オリジナルのものを失くし、別の光背を後補で付けたのも多く存在します。額には小さな水晶の白毫が埋め込まれています。高さ24.1cm

 

2026年7月7日火曜日

石造小型猿面



中国の中原(ちゅうげん)で発掘された小さな石造猿面です。中原とは、現在の河南省を中心とした華北平原の中心部で、殷代より周、漢、唐等の王朝の都が置かれた中華文明の核でした。当店では、漢代以前の小さな石造物をいくつか所有しており、それらには紐を通す穴が裏面に開けられているのですが、今回紹介します猿面では、ご覧の通り、顔の上部に穴が開けられています。そのような違いで、これは
唐代頃のものではないかと推測しています。磁石がくっ付くため、蛇紋岩を加工したようです。
縦横: 5.5x4.6cm
 

2026年6月30日火曜日

木のミニマル・デザイン

今日は、部屋のオブジェとして飾れる、ミニマル・デザインの木造物を3点紹介致します。


これを最初に見た時には何の道具か全く想像できなかったのですが、茅葺き屋根の茅を葺く時に使う道具だそうです。下半分が木造、上は鉄造で、長年使用されたのでしょう、全体が黒っぽくなっています。長さ105.7cm


これも初見のものでしたが、編棒だそうです。何を編むかは?ですが、やはり黒っぽくなっています。長さ55.2cm


最後は木球ですが何に使われたのかは不明です。ひび割れて古色たっぷり、卓上に置くだけで存在感ありありです。直径9.9cm

2026年6月23日火曜日

ナガの籠に花を



ナガ族の網カゴを壁に掛け、花を生けました。この画像では、編目が詰まって見えるので、下にカゴだけの画像を載せます。


ナガ族のカゴは、猿のスカルやイノシシの牙などをくっ付けたデコラティヴなものが多いのですが、今回紹介しますカゴは、いたってシンプルなデザインです。ナガではカゴを手に持つのではなく、背負子のように背負うために、このカゴでも、上部の帯を頭に掛け、下に垂らした 紐状部分で長さを調整するようになっています。紐状部分は、素材からして堅く、布紐のようには結べないので、ラフに絡ませているところが、ビジュアルとして素敵です。かなり使用されたのか、底の部分は新しい素材で補修されていますが、全体には良い状態です。
こんなカゴで買物はいかがでしょうか。勿論、手持ちも可能です。
縦横共24cm (取手含まず)

2026年6月16日火曜日

ガラス盃 2点

夏でもあり、今日はガラス盃を2点紹介致します。大きさにかなりの差があり、比較のため2点を1画像に収めました。



左
口縁が切りっぱなし、明治時代の面取ガラス盃です。初見の極小グラスで、かなり多くの面取が施されています。
口径4cm、高さ4.4cm

右
大正〜昭和初期頃のグラスで、口縁に僅かなニュウがあったために、口縁全体に銀を巻いているのですが、わざと均一に直していないために、現代美術的な趣があります。
口径5.7cm、高さ5.7cm