ネパール木彫
今日は、ネパールに住む山岳民族の木彫を2点紹介致します。
ネパールでは今でもシャーマンが存在するように、土着のプリミティヴな宗教と仏教が結びつき、独特の宗教観が存在します。この木彫は人間か猿の坐像のようですが、やはり宗教的な意味合いがあるのでしょう。ネパールはチベットと接しているので、猿の可能性があり、この可愛らしい姿を見ているとほっこりします。高さ15cm
こちらも坐像ですが、二人が背を向けて台の上に乗っかっています。台は歪な造りなのですが、形状からして壺等の蓋だったのではないかと思われます。オブジェとして飾るのに違和感はございません。長径9.7cm、高さ8.5cm