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2019年9月23日月曜日

企画展 『発掘せしもの』

いよいよ明日から、今回の企画展を開始しますので、みなさまのご来店をお待ちしております。よろしくお願い致します。

今日は、小さなオブジェ2点の紹介です。


レバノン発掘の、フェニキア時代、3000~4000年前の人物像ですが、小さくてもずっしりと重く、錫製のようです。世界で初めて錫鉱山を開発したのはフェニキア人だったそうで、人類史において、錫は最も早く生産の始まった金属の一つだったようです。腕が欠けたりしていますが、顔はしっかりと残り、ひょうきんな表情がとても可愛く、悠久の歴史に思いを馳せてしまいます。テラコッタ製のオブジェはかなり発掘されていますが、錫製は大変珍しいそうです。本体の高さ8cm


こちらは、中国、南宋〜元代頃の磁州窯馬型人形です。犬のように見えたのですが、鞍を背負っているので、馬ですね。副葬品でしょうが、ダメージはありません。こちらもなかなか可愛いです。本体のサイズ: 長さ7.5cm、高さ6.1cm