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2015年1月29日木曜日

東京大学名誉教授・板垣雄三氏の寄稿  「欧米中心の世界融解 日本外交は思慮不足」
2015年1月24日 京都新聞

私が加入しているメーリングリストに、板垣雄三さんが寄稿された文章が紹介されていました。インターネットで調べると、その文章をそのまま掲載された方がいらっしゃったので、是非ご覧ください。板垣さんは、日本国内で中東問題の第一人者です。

イスラム国による日本人ジャーナリストの拉致に関しては、ほとんどの日本国民がご存じだと思います。我々日本人にはこれまで考えられなかったほど残虐なイスラム国、ただそういった組織がなぜ生まれたのか、そして現在の日本政府が拉致問題にどのように対処してきたか、また今後どのように国際社会で振舞おうとしているかを、板垣さんが分析されています。
ameblo.jp/semizou/entry-11981336724.html

それと、拉致被害者の安全を考えると、日本政府が今回の事件を解決させるためにヨルダンに派遣した、親イスラエルの中山泰秀外務副大臣が適任者だったのか、大きな疑問を感じさせます。イスラム教徒にとって、パレスチナ人を追い出し、ユダヤ人単独の国を作ろうとしているイスラエルは許せない存在だからです。そのようなイスラエルは、アフガニスタンのタリバン、そして現在問題になっているイスラム国と同じような存在ではないでしょうか。国際法を遵守しないイスラエルにヨーロッパの国々が距離を置く一方、近づこうとしているのは日本だけなのです。
日本国内で、パレスチナ問題に取り組んでいるパレスチナ情報センターという組織がありますが、そこには親イスラエルの政治家のリストが掲載されています。インターネットで検索すればすぐに出てきますので、ご覧ください。やっぱりあいつもという錚々たるメンバーです。