企画展 『護』
今日はチベットのお護りであるトクチャを5点紹介致します。
他にも多くのトクチャを在庫しておりますが、ここで紹介しますのは、珍しいものです。特に人気のある銅造ものは、トクチャに限らず、型を取りコピー品が多く作られていますので、ご注意下さい。
トクチャは、最初からお護りとして作られたものと、馬具や鍵等、身の回りにある小品を自身のお護りと考えて着用する場合があります。
これは懸護と呼ばれるもので、自身の首に懸けたり、壁にも飾れます。表には座仏、裏にはチベット文字が刻まれています。銅造で時代はそれ程古くはなく、300~400年程前のものです。直径3.6cm
これも懸護で、中心に座仏、周囲に蓮のデザインが施されています。時代は上記のものと同じ頃です。直径3cm
ハゲワシがデザインされた銅造トクチャで、吐蕃時代のものです。中国で言えば唐代頃です。チベットでは墓を持たず、鳥葬が行われていたので、このようなデザインがあるのでしょう。縦横: 5.7x4cm
これも吐蕃時代のもので、猿顏の銅造トクチャです。チベットでは彼等の祖先が猿であったと信じられているため、猿のモチーフが多いです。紐が付けられていますが、チベットの商人が実際に身に付けていたそうです。ソリッドの造りなので、大きさのわりにかなり重いです。同じようなデザインで、後の時代に素材を変えたりしてコピー品が作られています。高さ4.5cm
600~700年程前のヘビ型トクチャです。状態が非常に良く、ペンダント・トップとするには最適なサイズです。高さ3.6cm