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2026年9月23日水曜日

企画展 『護』

今日は、馬鈴を2点紹介致します。馬鈴は、魔除けや安全確保を目的として馬に付けられました。



これは秋田県から出た馬鈴で、二体の人形状のものが鈴と一緒に付けられています。東北であるがゆえ、オシラサマ信仰の流れなのでしょう。



こちらは大阪の元武家屋敷から出たもので、敵から身を護る安全確保が目的だったのでしょう。


2026年9月21日月曜日

企画展 『護』

2026年9月22日(火) - 10月4日(日)   12:00 - 18:00  会期中の休店日: 9月28日(月)

いよいよ明日から今回の企画展開始です。かなりマニアックな企画ですが、ご興味ある方のご来店をお待ちしております。

いつもの企画展同様に、陶磁器や小物を入れたショーケースは常設として残しております。



これは17~18cに作られた、有翼の洗礼者ヨハネ像です。ボディに問題はないのですが、時代の経過で着用している服はボロボロ状態です。イエス・
キリストよりも先に生まれたヨハネは、人々に教えを説き、イエスに洗礼を授けたとされています。先駆者であったヨハネの活動により、キリスト教徒に崇められているのです。高さ34.3cm (含台)

2026年9月18日金曜日

企画展 『護』

今日は、ネパールの品を3点紹介致します。



銅造の女性合掌像です。ネパールはチベットと隣接している事もあり、土着の宗教観と仏教が混じって、独自の宗教文化が生まれたのでしょう。作られた当初は全体に鍍金されていたようで、所々にその金が残っています。たっぷりと古色が付き、相当古い時代に造られた事が窺えます。ソリッドの銅造なので、ずっしりと重いです。高さ17.5cm



乗馬型の木造プルバで、かなりの大きさがあります。プルバはチベット密教の法具で、魔除けや結界に用いられます。この大きさからすれば、家庭用ではなく、寺院に収められていたのかも知れません。高さ38cm



細めのプルバはちょくちょくお目にかかるのですが、これは初見の、やや太めの合掌した木造プルバです。顔を見ると、インドネシア、スマトラ島、バタック族のフィギュアと似ており、元は同文化圏の部族であったのではと思われます。高さ26.5cm

 

2026年9月14日月曜日

企画展 『護』

今日はチベットのお護りであるトクチャを5点紹介致します。
他にも多くのトクチャを在庫しておりますが、ここで紹介しますのは、珍しいものです。特に人気のある銅造ものは、トクチャに限らず、型を取りコピー品が多く作られていますので、ご注意下さい。

トクチャは、最初からお護りとして作られたものと、馬具や鍵等、身の回りにある小品を自身のお護りと考えて着用する場合があります。



これは懸護と呼ばれるもので、自身の首に懸けたり、壁にも飾れます。表には座仏、裏にはチベット文字が刻まれています。銅造で時代はそれ程古くはなく、300~400年程前のものです。直径3.6cm



これも懸護で、中心に座仏、周囲に蓮のデザインが施されています。時代は上記のものと同じ頃です。直径3cm



ハゲワシがデザインされた銅造トクチャで、吐蕃時代のものです。中国で言えば唐代頃です。チベットでは墓を持たず、鳥葬が行われていたので、このようなデザインがあるのでしょう。縦横: 5.7x4cm



これも吐蕃時代のもので、猿顏の銅造トクチャです。チベットでは彼等の祖先が猿であったと信じられているため、猿のモチーフが多いです。紐が付けられていますが、チベットの商人が実際に身に付けていたそうです。ソリッドの造りなので、大きさのわりにかなり重いです。同じようなデザインで、後の時代に素材を変えたりしてコピー品が作られています。高さ4.5cm




600~700年程前のヘビ型トクチャです。状態が非常に良く、ペンダント・トップとするには最適なサイズです。高さ3.6cm


2026年9月11日金曜日

企画展 『護』

今日は、木造の大黒像を3点紹介致します。恵比寿大黒像は在庫が色々とございます。



これまでにいくつもの大黒像を扱いましたが、これ程ユニークな像はありませんでした。左右の足が上下していますが、これらの足は胴体と一体ではなく、別個に付けられています。また、顔をご覧下さい、これだけ微笑んだ顔を持った大黒さんは初めてでした。高さ11cm

下に裏側の画像を載せます。大きな袋を背負っていますね。




これは大きめの大黒さんで、大きな俵の上にどっかりとお座りになっています。微笑んだ柔和なお顔が素敵です。高さ17cm


こちらは極小の大黒像で、小振りだからか、何とも言えない可愛い姿です。高さ6.4cm

2026年9月7日月曜日

企画展 『護』

今日は、チベット密教の品を2点紹介致します。



チベットの人が携帯していた、お護り用のツァカリというカードと入物です。15枚のカードが入っていましたが、古そうなものから、やや古いといったものまで混ざっています。

下の画像は、カードを収めた姿です。縦横: 9.6x8.6cm





鉄造に見えますが、これは銅造の護法神像です。チベットの護法神は、仏教の教えや修行僧を外敵や悪霊から護る守護神です。小さな像でも、力強く見えます。高さ4.8cm

下は裏側の画像ですが、文字が刻まれており、チベット文字でしょうか。発掘時の土が、まだ残っています。


2026年9月3日木曜日

企画展 『護』

今日は、仏教ものを4点紹介致します。



まずは、九州から出た六地蔵塔です。石仏は何故か九州での存在例が多いようで、特に六地蔵塔は戦国時代に盛んに造られたそうです。恐らく、この六地蔵塔も、その時代のものでしょう。上部に枯れた植物がこびり付き、長年野晒し状態であったと確認できますが、元は、台座部分と傘部分があったのかも知れません。高さ28cm



これはかなり古くて摩耗があり、双体仏か双体道祖神かが明確ではないのですが、昔は神仏習合だったので区分が難しそうです。上の六地蔵塔と同時代頃のものでしょう。高さ23.7cm



江戸時代の銅造板仏で、三尊仏が表現されています。板仏なので薄っぺらいですが、立たせることが可能です。高さ8.9cm



これはタイの銅造板仏で、銅のフレームが回され、吊り下げるためのリングが付けられています。時代は18~19c頃のものでしょう。高さ9.4cm (枠を含めず)