現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2020年2月26日水曜日

企画展 『花の器 8th』

この春も、例年通り、花器展を下記の日程で開催致します。
今回は、小振りのものを多く用意しました。陶磁器以外に、金属製、木製、それにガラスものを含めて、150点以上展示しますので、花器にご興味のある方は、どうぞご来店下さい。お求めいただき易いものから優品・珍品までございますので、よろしくお願い致します。
なお、企画展終了まで、このブログで品をいくつか紹介していきますので、ご覧になって下さい。

2020年3月24日(火) ~ 4月5日(日)   12:00 ~ 18:00
会期中は無休で営業


渥美中壺
平安〜鎌倉時代の渥美中壺です。口縁にいくつかの欠けがありますが、口の形状がしっかりと残り、渥美の壺としては、状態の良い方でしょう。壺上部には、釉薬の掛かった痕に窯印が確認できます。分厚く作られているので、大きさの割に、ずっしりと重く、侘び寂び感たっぷりの渋い壺です。胴径19.5cm、高さ21.5cm

2020年2月19日水曜日

空薬莢に花を

小型薬莢はあまり見掛けないのですが、今日は味の良い2点を紹介致します。どちらも、落としを用意しました。


前所有者が、オランダで見つけた薬莢です。細長いフォルムに、きれいな古色が付いています。信管部が重いので、これだけ長いものでも、座りが良いです。長さ13.7cm


こちらは日本国内で見つかった薬莢ですが、日本のものかアメリカのものかは不明です。これには、緑青が主の古色が付いています。高さ11.5cm

2020年2月12日水曜日

道教木造供養者像



中国の道観 (道教寺院) に納められていた、明代の木造供養者像です。全体に摩耗がありますが、目鼻立ちがはっきりと確認でき、古色たっぷりで味良しです。高さ20.4cm

2020年2月5日水曜日

白磁中皿

私は白い皿が好きなので、その在庫がなくなれば、すぐに探したくなります。今日は、中国と朝鮮の白磁中皿を紹介致します。


これは、明末清初の白磁中皿です。昨年は、明代の白釉皿をブログで紹介しましたが、こちらは艶がある深皿で、状態が良く、高台に極小さなソゲがあるだけで、それ以外の疵はございません。直径16.5cm、高さ3.5cm


こちらは、李朝初期のもので、発掘伝世のようです。シミがありますが、全体に釉薬がしっかりと残って艶があり、無疵です。直径17cm