現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2021年4月30日金曜日

今年最初のクレマチス

今週、今年最初のクレマチスの花が咲き、早速生けました。私は50鉢近くの植物を育てているのですが、数の多い椿等に比べ、クレマチスは1鉢だけ。お気に入りのクレマチスで、昨年は100輪以上の花を咲かせてくれました。3月初めに芽を出してきたなと思ったら、成長が早く、現在は180cm程の高さに育っています。コロナ禍で気が滅入る中、生き物の成長が、少しでも心に安らぎを与えてくれることに感謝。



2021年4月28日水曜日

ナガ族、羽帽子



竹で編んだボディにイノシシの毛皮を貼り付け、そこに大き目の黒い羽を何本も刺した、ナガ族の帽子です。正面には、イノシシの牙が取り付けられており、黒っぽい中でアクセントとなっています。ナガ族の一般的な帽子は、派手なものがほとんどのようですが、この黒々とした帽子は珍しく、儀式用かシャーマンが使用したのではないかと思われます。大きさもあり、飾れば迫力満点です。幅48cm、奥行40cm、高さ40cm

 

2021年4月26日月曜日

ゴールデンウイーク中の休店日

昨年までは、ゴールデンウイーク中も、定休日以外は営業を行ってきたのですが、今年は新型コロナウィルスに関して緊急事態宣言が出ていることもあり、5月2日(日)〜5月5日(水)の4日間を休店日とさせていただきますので、よろしくお願い致します。

2021年4月21日水曜日

御深井小品

今日は、御深井焼の小さな器を2点紹介致します。どちらも江戸中期頃のもので、高台周りの土見せ部分には、結構な古色が付いている反面、見込は、どちらも光沢があり良い状態です。


鉄絵の入った変形小皿です。神経質にチェックすると、ノミホツかなと思える部分がありますが、市場では、無疵と呼べる状態です。長さ14.6cm、幅10.3cm、高さ3cm


こちらは、織部調の小鉢です。欠けやニュウはありませんが、胴に釉剥げ部分がございます。口径13.9cm、高さ4.3cm

2021年4月14日水曜日

お手頃な酒器

今日は、徳利と盃の紹介です。




鮫肌の器は、これまでに買ったことがなかったのですが、この徳利は、フォルムがスリム、窯変で色の変化が見られる、そして、ご覧のように黒いポイントがある、ということで入手しました。枝物の一輪挿しにと思ったのですが、やはり徳利として使う方が良いですね。高さ22cmで、二合強入ります。薩摩焼(龍門司窯)で、結構古色が付いているのですが、幕末〜明治頃のものでしょう。無疵です。


こちらは、伊万里の白磁盃ですが、紅皿として作られたものでしょう。酒盃としてピッタリのサイズで、薄っすらと青み掛かった発色、少し歪んだ造形、そして、口縁近くのひっつきが魅力になっています。細いニュウが2本ありましたが、漆で止めてあります。江戸中期のものでしょう。口径7.1~7.6cm、高さ3.6cm

2021年4月6日火曜日

一石五輪塔



小さな一石五輪塔ですが、こういったものを見ると、機械のない時代に、人の手で時間をかけて、よくこんな像を彫ったものだと感心してしまいます。フォルムが良く、これだけ小さな一石五輪塔は珍しいでしょう。室内でも飾れます。高さ22cm

2021年4月4日日曜日

企画展 『花の器 9th』 終了

今日で、今回の企画展も無事に終了致しました。新型コロナウィルス蔓延が収まっていない中、ご来店いただいたみなさま、そして、品を購入していただいたみなさまに感謝申し上げます。どうも、有難うございました。

明後日からは、通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。



2021年4月2日金曜日

企画展 『花の器 9th』

今回の企画展も、今日を含め、残り3日間となりました。花器にご興味のある方は、どうぞご来店下さい。

今日は、変わりものの花器を紹介致します。私好みです。



これを初めて見た時、材質が樹脂なのかと思いましたが、どうも作家が造ったガラス製の花器のようです。胴体はシンプルですが、口周りのディテールが抽象的で、アヴァンギャルドな印象を受けます。水を入れる空洞部分が小さいので、かなりの重量です。最大径14.8cm、高さ18.1cm