現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2021年6月16日水曜日

平戸白磁小皿



幕末頃の、平戸白磁小皿です。平戸特有の純白、そして薄造りでミニマル・デザイン、見飽きることのない造形美です。何枚でも欲しいなと思わせる魅力があるのですが、残念ながら、3客しか入手できませんでした。それ故に、1点ずつ販売致します。
直径13.8cm
 

2021年6月9日水曜日

独鈷杵



今日は、密教法具である独鈷杵の紹介です。実際にかなりの頻度で使用されたようで、たっぷりと古色が付いていますが、絹布に包まれ誂えた桐箱に入っていたところから、以前のコレクターがとても大切にされていたことが窺えます。室町頃の作でしょう。独鈷杵の始まりは、インドで武器として作られたとか、確かに、チベットのもの等は、先端がかなり尖っています。長さ11.6cm 

2021年6月2日水曜日

文鎮



蓋物のように見えても、実はこれ、陶塊なのです。初見のものですが、中国で、書を押さえる文鎮として使われたのだと思われます。文様から見て、漢代頃の作でしょう。重さがあり、正に、ペーパー・ウエィトとして使用するのにピッタリです。胴径7cm、高さ3.8cm

 

2021年5月26日水曜日

李朝分院白磁碗



李朝後期分院の白磁碗です。厚みのある器体に、薄っすらと青み掛かった白磁から、品の良さが窺えます。頻繁に使われたのではと思わせる雰囲気があり、程良い大きさで、色んな使い方ができそうです。口径16.8cm、高さ6.9cm。無疵完好

 

2021年5月19日水曜日

ネパールの矢



ネパールの山岳民族が使用していた矢です。シャフトが完璧な直線ではないので、遠くの的に命中させるのは無理でしょうから、近くの獲物を捕獲するために使われたのでしょう。ミニマルな造形なので、壁に飾れば格好良いです。壁に釘1本で飾ることができます。長さ73.7cm

 

2021年5月12日水曜日

ガラスもの

かなり暖かくなってきましたので、今日はガラス製品2種を紹介致します。全てが無疵で、珍しいものです。


画像では分かり辛いのですが、内側が面取りになった小さなグラス2点です。サイズは個体差がありますが、やや背の高いほうで、口径5.7cm、高さ8.8cm、冷酒用には丁度良い大きさです。日本のものではなく、イギリス製で、日本で言えば、大正時代頃のものです。僅かな歪みや気泡が見られ、味があります。


こちらは、日本の明治〜大正時代の蓋付碗3客で、恐らく、向付として作られたのでしょう。厚手で、模様のないシンプルな器です。これらも、サイズに個体差がありますが、一番大きなもので、口径10cm、高さ5.3cm(蓋付)です。

2021年5月6日木曜日

統一新羅面付小瓶



統一新羅の須恵質小瓶ですが、珍しいことに、ご覧の通り面が付けられています。最初は獣面かと思ったのですが、人面のような気もしますし、鼻が上を向き、口には玉を咥えたような不思議な造形なのです。その時期には、蓋付の蔵骨容器が多く作られていますが、口の小さな瓶なので骨の容器ではなく、やはり副葬品だったのかもしれません。胴径11.1cm(面を含まず)、高さ10.3cm

 

2021年4月30日金曜日

今年最初のクレマチス

今週、今年最初のクレマチスの花が咲き、早速生けました。私は50鉢近くの植物を育てているのですが、数の多い椿等に比べ、クレマチスは1鉢だけ。お気に入りのクレマチスで、昨年は100輪以上の花を咲かせてくれました。3月初めに芽を出してきたなと思ったら、成長が早く、現在は180cm程の高さに育っています。コロナ禍で気が滅入る中、生き物の成長が、少しでも心に安らぎを与えてくれることに感謝。



2021年4月28日水曜日

ナガ族、羽帽子



竹で編んだボディにイノシシの毛皮を貼り付け、そこに大き目の黒い羽を何本も刺した、ナガ族の帽子です。正面には、イノシシの牙が取り付けられており、黒っぽい中でアクセントとなっています。ナガ族の一般的な帽子は、派手なものがほとんどのようですが、この黒々とした帽子は珍しく、儀式用かシャーマンが使用したのではないかと思われます。大きさもあり、飾れば迫力満点です。幅48cm、奥行40cm、高さ40cm

 

2021年4月26日月曜日

ゴールデンウイーク中の休店日

昨年までは、ゴールデンウイーク中も、定休日以外は営業を行ってきたのですが、今年は新型コロナウィルスに関して緊急事態宣言が出ていることもあり、5月2日(日)〜5月5日(水)の4日間を休店日とさせていただきますので、よろしくお願い致します。

2021年4月21日水曜日

御深井小品

今日は、御深井焼の小さな器を2点紹介致します。どちらも江戸中期頃のもので、高台周りの土見せ部分には、結構な古色が付いている反面、見込は、どちらも光沢があり良い状態です。


鉄絵の入った変形小皿です。神経質にチェックすると、ノミホツかなと思える部分がありますが、市場では、無疵と呼べる状態です。長さ14.6cm、幅10.3cm、高さ3cm


こちらは、織部調の小鉢です。欠けやニュウはありませんが、胴に釉剥げ部分がございます。口径13.9cm、高さ4.3cm

2021年4月14日水曜日

お手頃な酒器

今日は、徳利と盃の紹介です。




鮫肌の器は、これまでに買ったことがなかったのですが、この徳利は、フォルムがスリム、窯変で色の変化が見られる、そして、ご覧のように黒いポイントがある、ということで入手しました。枝物の一輪挿しにと思ったのですが、やはり徳利として使う方が良いですね。高さ22cmで、二合強入ります。薩摩焼(龍門司窯)で、結構古色が付いているのですが、幕末〜明治頃のものでしょう。無疵です。


こちらは、伊万里の白磁盃ですが、紅皿として作られたものでしょう。酒盃としてピッタリのサイズで、薄っすらと青み掛かった発色、少し歪んだ造形、そして、口縁近くのひっつきが魅力になっています。細いニュウが2本ありましたが、漆で止めてあります。江戸中期のものでしょう。口径7.1~7.6cm、高さ3.6cm

2021年4月6日火曜日

一石五輪塔



小さな一石五輪塔ですが、こういったものを見ると、機械のない時代に、人の手で時間をかけて、よくこんな像を彫ったものだと感心してしまいます。フォルムが良く、これだけ小さな一石五輪塔は珍しいでしょう。室内でも飾れます。高さ22cm

2021年4月4日日曜日

企画展 『花の器 9th』 終了

今日で、今回の企画展も無事に終了致しました。新型コロナウィルス蔓延が収まっていない中、ご来店いただいたみなさま、そして、品を購入していただいたみなさまに感謝申し上げます。どうも、有難うございました。

明後日からは、通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。



2021年4月2日金曜日

企画展 『花の器 9th』

今回の企画展も、今日を含め、残り3日間となりました。花器にご興味のある方は、どうぞご来店下さい。

今日は、変わりものの花器を紹介致します。私好みです。



これを初めて見た時、材質が樹脂なのかと思いましたが、どうも作家が造ったガラス製の花器のようです。胴体はシンプルですが、口周りのディテールが抽象的で、アヴァンギャルドな印象を受けます。水を入れる空洞部分が小さいので、かなりの重量です。最大径14.8cm、高さ18.1cm

2021年3月30日火曜日

企画展 『花の器 9th』

今日は、黒釉の器を2点紹介致します。


イタリア半島中部では、BC8c〜BC1cにエトルリアという都市国家が存在しましたが、これは、その地でBC4c頃に造られた黒陶スキュフォス(水平の双把手が付いた酒杯)です。発掘されたものの割に状態が良く、疵は、口縁にノミホツと、片耳にニュウがあるだけで、裏側の胴は少しカセていますが、ここに掲載した側にはダメージがなく、何と言っても、ミニマルなフォルムが魅力です。落としを入れて、花を生けました。口径8.7cm、把手間13.3cm、高さ8cm


こちらは、12~15c頃のクメール黒釉壺です。数百年という時の流れの中で、黒釉が完璧なつや消しとなり、肩に描かれた二列の文様が魅力ある景色を形作っています。無疵完好、口が広いので、花を生け易いです。胴径15.7cm、高さ11.1cm

2021年3月26日金曜日

企画展 『花の器 9th』

今日は、土器を2点紹介致します。


縄文の大型土器です。割れたものを上手に直してありますが、パーツはほとんどオリジナルのようで、網目の珍しい文様が、モダーンな雰囲気を醸し出しています。下部が分厚く造られ、重量もあるので、枝物等を生けても、どっしりと安定しています。
口径25.9cm、高さ29.6cm


こちらはアフリカもの、マリのジェンネ土器です。僅かなソゲはありますが、長期間埋もれていたわりには、胴の文様も鮮明に残り、良い状態だと思います。丸底ですが、落としに水を入れると安定するので、輪っかに乗せるよりも、そのまま飾る方が格好良いのではないでしょうか。胴径12.8cm、高さ11.2cm

2021年3月22日月曜日

企画展 『花の器 9th』

2021年3月23日(火) - 4月4日(日)   12:00 - 18:00
会期中は無休で営業

いよいよ、明日から企画展の開始です。花器にご興味のある方は、どうぞご来店下さい。よろしくお願い致します。

なお、新型コロナ・ウィルス感染予防のため、ご来店の際は、マスクの着用をお願い致します。当店では、消毒用のアルコールを用意し、来客が一度に重なる場合は、入店していただく人数制限をさせていただくことを、ご了承下さい。


さて、今日は、小振りの器を5点紹介致します。いずれも、お手頃価格です。


頻繁に使用された形跡のある、るつぼです。しっかり焼けているので、水漏れはございません。口径10.2cm、高さ11.9cm


琉球、涌田の瓶子です。底に目立たないソゲがありますが、水漏れなしです。発掘ものでしょう、鉄釉が艶消しになり、落着いた雰囲気があります。瓶子には色んなフォルムがありますが、その中でも格好良い形だと思います。高さ14cm


中国、漢代頃の小瓶です。口縁に僅かなソゲ、そして底にニュウがありましたが、内部を漆で直したので、水漏れはございません。シンプルなデザインで、野の花が似合います。高さ7.9cm


こちらも、2000年程前の中国ものだと思います。胴には、縦に波状紋が印刻され、底は糸切高台になっています。ぴったりサイズの落としを用意しました。胴径9.7cm、高さ7.7cm


これは、イギリスの小さなガラス角瓶です。薄っすらとした青色が爽やかな雰囲気を醸し出します。100年程前のもので、日本で言えば、大正〜昭和初期頃ですね。高さ10.7cm。他にも、安価なガラス瓶が多くございます。

2021年3月18日木曜日

企画展 『花の器 9th』

今回の企画展では、現代美術家である、重野克明さんの版画も2点展示致します。どちらも2000年代初頭のものですが、その頃の作品は抽象的で完成度が高く、私は気に入って購入したのですが、その後は流行に乗ったのか、漫画的な画風に変化して、多くのファンを獲得したようです。人それぞれに好みが違うわけですが、私は漫画的な表現には全く興味がないので、やはり以前の彼の作品を評価しています。

額装が、前面のアクリル板を取り外せない構造になっていますので、照明のリフレクションを防ぐため、斜め横から撮影しました。なお、それぞれの額装したものと、作品だけの画像を掲載致します。


タイトル: 今日は静物デッサン  ED: 11/15   Flame size: 53.3 x 47.4cm





タイトル: H氏  ED: 12/31   Flame size: 49.3 x 45cm
   



2021年3月13日土曜日

企画展 『花の器 9th』

今日は、木製の器を3点紹介致します


これは、特別傷みのない李朝の枡ですが、木を細かく組んでいるため、日本のものよりも見た目が良く、手が込んだ作りです。上辺17.5cm、高さ11.4cm


こちらは、日本の蓋付薬壺型容器です。物を入れても良し、花器としても良しで、何かと役に立ちます。胴径12.4cm、高さ12cm(蓋をして)


これは、珍しい長方形の網かごですが、東南アジアのものでしょうか。こちらも、物入れとして使えるので、重宝しそうです。幅25.1cm、奥行11.7cm、高さ14cm

2021年3月8日月曜日

企画展 『花の器 9th』

今日は、朝鮮の器を2点紹介致します。


まずは、伽耶炉形土器と呼ばれる硬質陶器ですが、市場でこの形はほとんど見掛けることがなく、発掘ものながら無疵です。胴径20.4cm、高さ14.4cm


こちらは、李朝後期の白磁青花瓶です。白磁が灰色掛かっているところは惜しまれますが、当時は貴重であったコバルト(呉須)で、鶴や松の絵が力強く描かれています。口を大きく開いたこの形は珍しいですが、濁酒(マッコリ)用の大型徳利だったような気もします。明治頃の古い箱に収まっていました。胴径16.3cm、高さ28.8cm

2021年3月3日水曜日

企画展 『花の器 9th』

今日は、中国戦国時代の印文陶を2点紹介致します。


まずは、中壺ですが、印文陶では灰色が圧倒的に多い中、これは珍しく紅色で、花を生け易い窄んだ口をしています。胴径19.8cm、高さ13.2cm


昨年の花器展でも、これと同じ形の小さな灰陶碗を出展しましたが、今回のものはS字の双耳が付いています。無疵なところも嬉しいです。胴径9.7cm、高さ6.3cm

2021年2月26日金曜日

企画展 『花の器 9th』

当店、春恒例の花器展を下記の日程で開催致します。今回は、陶器・磁器・金属器・ガラス器・木造器等、150点以上の花器に加え、現代美術の作品も展示販売しますので、ご興味のある方は、どうぞご来店下さい。

2021年3月23日(火) - 4月4日(日)   12:00 - 18:00
会期中は無休で営業

なお、新型コロナ・ウィルスの蔓延が収まっていない状況ですので、ご来店の際は、マスクの着用をお願い致します。当店では、消毒用のアルコールを用意しております。また、店内での人数制限をさせていただきますことを、ご了承いただきますよう、よろしくお願い致します。

企画展終了まで、いくつかの展示品を、このブログに掲載しますので、どうぞご覧下さい。


李朝白磁丸壺
李朝前期の白磁丸壺です。発掘伝世のもので、いくつかの雨漏りが趣ある景色を作り出しています。胴径26cm、高さ20.5cm

2021年2月24日水曜日

李朝初期白磁小壺



李朝ファンにはお馴染みの、初期白磁小壺です。市場では、この手の小壺といえば、本当に小さなものがほとんどですが、こちらは、胴径15cm、高さ13.5cmと、程良い大きさです。発掘ものなので、土シミが見られますが、疵は、高台にソゲがあるのみ、他にホツもニュウもございません。水漏れもないので、そのまま花器として使用できますが、この美しいフォルムは、それだけで存在感たっぷりです。特に、肩から高台にかけてのラインが、少しくびれているところに、この壺の魅力があると思います。

2021年2月22日月曜日

西サハラ・オンラインセミナー (無料)
「西サハラは誰のもの? - トランプ外交の負の遺産を越えて」


地球上の多くで領土問題が多発している中、西サハラ友の会運営委員の方からオンライン・セミナーのお知らせが入りましたので、ご興味のある方は、どうぞご参加下さい。板垣雄三さんのお話は、メディアでの解説よりも説得力があり、勉強になると思います。自国第一主義を主張するのではなく、他国や様々な人種を理解し、問題を解決していかない限り、人類の未来に希望が持てないのではないでしょうか。


主催 : 西サハラ友の会
共催 : 特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会(AJF)、科学研究費補助金基盤研究(A) : トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究(代表・岡真理)

日時 : 2021年3月6日(土) 午後3時半~5時半 (開場3時15分) 
講演 : 板垣雄三さん(東京大学名誉教授) 「西サハラの世界史的位置を考える - トランプの置土産を眺めつつ - 」
スピーチ : ファトマ・ブラーヒーム・モフタールさん(西サハラ学生連合、「壁に向かって叫ぶ」グループ)

申込み方法 : 以下のフォームからお申し込み下さい。締め切りは3月4日深夜12時です。3月5日に参加するのに必要なリンクを送ります。フォームからの申込みが難しい場合は、事務局宛に直接お申し込み下さい。

申込み用フォームへのリンク : https://forms.gle/291qSEhf87zC88tb9
友の会事務局 : info@fwsjp.org

詳しくはこちらをご覧下さい。
https://fwsjp.org/archives/5888

[開催趣旨]
西サハラは1975年以来モロッコの占領下にあります。国連安保理は1991年に停戦と住民選挙をセットとする解決案を決議し、現地に住民投票ミッション(MINURSO)を展開。しかし、米仏の後ろ盾をえたモロッコはこれを妨害し、住民投票は実施されないままです。昨年11月、モロッコの軍事緩衝地域侵入からポリサリオ戦線が停戦破棄を通告。停戦は崩壊の危機に陥りました。そして12月10日、トランプ前大統領は、モロッコがイスラエルとの関係正常化を受け入れるのと引き替えに、モロッコの西サハラへの主権を承認すると発表。国連、EU、欧州各国、カナダなどはそれに追随しないと言明しています。バイデン政権が巻き戻すのかどうか、注目されるところです。セミナーでは、中東・イスラーム研究がご専門の板垣雄三さんを迎え、近年の変動を踏まえ、世界史的な視点で西サハラを考えます。また、難民キャンプに暮らす大学院生のファトマ・モフタールさんに現地の状況を伝えてもらいます。

[スピーカー・プロフィール]
板垣雄三さん : 東京大学名誉教授。『イスラーム誤認 衝突から対話へ』(岩波書店、2003年)、『「対テロ戦争」とイスラム世界』(岩波新書、2002年)、『歴史の現在と地域学:現代中東への視覚』(岩波書店、1992年)等、著書多数。

ファトマ・ブラーヒーム・モフタールさん(Fatma Brahim Mokhtar):オラン第一大学人文・イスラーム学部メディア・コミュニケーション学科視聴学専攻修士課程。西サハラ学生連合(UESARIO)所属。「壁に向かって叫ぶ」グループのメンバー。

2021年2月17日水曜日

コプト裂



これだけ長いコプト織は、これまでに見たことがありませんでしたが、人・動物・植物・魚等をデフォルメして、細かく織られています。これ程大きければ、かなりの存在感があり迫力を感じます。アクリルのリフレクションを防ぐため、斜め横から撮影しました。裂本体144x19cm、フレーム152x33.4cm

下に、裂の一部をアップします。


2021年2月10日水曜日

織部酒盃



桃山〜江戸初期の織部盃ですが、美濃の大川東窯で焼かれたものでしょう。発掘伝世で、ダメージは、窯割れとそこから分かれたニュウのみで、窯割れ部分は、盃の色とマッチした金直しが成され、細いニュウには自然釉が掛かっているおかげで、漏れがありません。何と言っても、口縁から、薄っすらと滝のように流れた緑釉の景色が魅力的です。私も、入手後、早速これで一杯やりました。
口径8.3cm、高さ4.1cm
 

2021年2月3日水曜日

仏教関連の小品

今日は、仏教に関するごく小さなものを2点紹介致します。


まずはチベットもので、ヤクの骨で作られた合子です。蓋に彫刻が成され、つまみは宝珠になっています。素材もデザインも、なかなか見ないものです。蓋径4.2cm、高さ3.6cm


こちらはブッダコインで、インドのアショーカ王 (BC2c頃) 時代に作られたものです。直径1.5cm

2021年1月27日水曜日

稲荷土人形



煤をいっぱい被った稲荷像です。近現代になると、昔のように家の中で火を焚くことがなくなってきたので、このような煤被りの像は次第に見かけることがなくなるのでしょうね。大きさもややあり、欠けのない良い状態です。高さ17cm

 

2021年1月20日水曜日

伊万里焼

今日は、安価で柄の良い伊万里の器を2点紹介致します。どちらも無疵です。


江戸中期の染付なます皿です。余白の取り方が絶妙で、品良く見えます。描かれている植物の実は何なのでしょう、ただ、特定できない方が、季節感がなく、年中使用できます。二辺間の幅13.5cm、高さ4.5cm


こちらは、江戸後期の輪花小皿ですが、青のコントラストと白抜きの線描が素敵です。3種類の植物が描かれています。もみじ、松葉、そして真ん中は瓢箪?でしょうか。直径10.6cm、高さ2.3cm
 

2021年1月13日水曜日

勾玉



贋物の多い分野ですが、これは古墳時代の勾玉です。滑石で作られたもので、この荒れた表情に引かれました。こういったものは、私自身がペンダントとして付けてみたいとの思いで入手するので、どうしても地味なチョイスになります。長さ3.4cm

2021年1月7日木曜日

李朝丸壺



今日から2021年の営業を開始しますが、今年最初の品紹介は、李朝中期の丸壺です。白磁ではなく、堅手のかなり大きなもので、枝を生けた上の画像では、おとなしい表情を見せている反面、裏側は、厚く塗られた釉薬のムラがあり、迫力満点です。
気分によって表裏を変えて飾ることができるので、2倍楽しめるのではないでしょうか。胴径29.1cm、高さ24.8cm

下が、裏面の画像です。