現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2021年12月25日土曜日

2021年 営業終了

本日をもちまして、2021年の営業を終了致しました。ご来店いただいたみなさま、そして、品をお買い上げいただいたみなさまに、感謝申し上げます。どうも有難うございました。

コロナ・ウィルスの新種が誕生し、まだまだ不安は解消されませんが、そのような状況でも、人前でマスク着用をしない人が存在しますね。私は、自分自身がウィルスに罹患することは勿論嫌ですが、それ以前に、他人に迷惑を掛けることはしたくないと常々思っています。罹患しても、無症状の人が多く存在するわけですから、マスク着用を避けているのは、先の想像ができないとか、モラリティの欠如している人なのでしょう。私個人としては、そういった方とは、良い関係を築けないですね。

いつになれば、マスクもしないで伸び伸びと生活できるのか全く読めない状況ですが、それぞれの方が健康に気を付け、未来に希望を持って、良い新年をお迎え下さい。



2021年12月20日月曜日

伊万里大皿



当店の今年の営業は、今週のみになりましたが、今日は、お正月の食卓に似合いそうな、江戸時代の伊万里大皿を紹介致します。ご覧の通り、皿の外側が微塵唐草の染付、内側が色絵になっており、かなりの珍品です。無疵で、使用感もないので、かなりの数があった中で使われなかったものか、長年、飾り皿とされていたのか不明ですが、それ程高価な皿ではないので、食器として使っていただきたいと思います。斜め上から撮影しましたので、少し楕円形に写っています。直径30.9cm

 

2021年12月16日木曜日

臨時休業のお知らせ

誠に勝手ながら、今週の土曜日(2021年12月18日) は、臨時休業とさせていただきますので、よろしくお願い致します。

2021年12月15日水曜日

年末年始のお休み

2021年12月26日(日)より2022年1月5日(水)まで、冬季休業とさせていただきますので、よろしくお願い致します。



高麗青磁瓶

今日の品紹介は、発掘された高麗青磁瓶ですが、前面の胴にある窪みは、発掘するための鉄棒等が当たった痕ではないかと思います。長年土中にあったために、釉薬は完全に剥がれていますが、特に気になるダメージはありません。庶民の生活が感じられるようなフォルムで、花器として楽しめるのではないでしょうか。高さ19.2cm



2021年12月13日月曜日

大阪中之島美術館オープニング・イベントのお知らせ


森村泰昌 x 桐竹勘十郎 人間浄瑠璃 「新・鏡影綺譚」
2月26日(土) 14時開演 19時開演
2月27日(日) 11時開演 16時開演
各回200席程度、自由席  料金:8,000円(先行予約)、10,000円(一般予約)

大阪中之島美術館が、ようやく2022年2月2日にオープンし、そのオープニング企画として、上記タイトルのイベントが開催されます。先行予約が今日から始まり、一般予約は来年の1月16日からだそうですが、先行予約で完売すると、その時点で販売終了とのことです。
私は既に予約しましたが、美術関係者の多くは観たいでしょうし、ご興味のある方は早く予約する方が良いのではと思います。インターネットで検索すれば、チケットの購入方法が出てきます。

2021年12月11日土曜日

紅葉



我家で育てているトサミズキの落葉が美しいので、写真に収めました。紅葉見物のため、大勢の人達が観光地に押し寄せているとのことですが、私は身近にある美を見つけるだけで満足です。

 

2021年12月8日水曜日

興福寺古材

前回の企画展では、薬師寺の古材を展示しましたが、今日は、天平時代の興福寺古材を紹介致します。薬師寺のものと比べれば、厚みがないので小さく見えますが、白土もしっかりと残り、歴史を感じます。長さ113cm



壁に掛けましたが、中央のほぞ穴には、中国、明代の銅造普賢菩薩像を飾りました。下の画像は、その像をアップしたものです。古代中国の仏と同じ顔をされています。このように、小さな銅造の普賢菩薩像は珍しいでしょう。高さ6.1cm


2021年12月1日水曜日

堅手の器

今日は、李朝時代に作られた、堅手の器を2点紹介致します。どちらも無疵です。


まずは、小振りの鉢です。通常の鉢よりも小さく、日本での盃としては少々大きいのですが、濁酒用として作られたのかもしれません。マッコリ、もしくは、お湯割りの酒を飲むには丁度良いですね。口径9.4cm、高さ6.9cm


こちらは、大きめの台皿です。天上ものなので目跡はなし、見込には、細かな貫入が網の目のように入り、味わい良しです。小さな台皿なら買わなかったのですが、このサイズに引かれました。これに好みのアテを何種類か乗せて、上の小鉢でマッコリというのはいかがでしょうか。直径20.6cm、高さ8.3cm

2021年11月24日水曜日

久々のワヤン・ゴレック



長い間、市場で見掛けなかったのですが、久々に、古手のワヤン・ゴレック(ジャワやバリで、人形劇に使う人形) を入手しました。顔付きが良く、サラサも古いですから、100年前後の時代があります。

2021年11月17日水曜日

春秋戦国時代灰陶中壺



中国、春秋戦国時代の印文灰陶中壺です。印文陶はこれまでにいくつも扱ったり所有したりしていますが、このタイプの中壺は初めて入手しました。口縁に2ヶ所うっすらとしたニュウがありますが、その他にダメージがなく、窯変が美しい景色となっています。広口で、花も生け易いです。これにウメモドキを生けましたが、このような金色の実があるとは知りませんでした。
胴径20.6cm、高さ12.8cm
 

2021年11月9日火曜日

 鳩杖頭



ブロンズで作られた、中国、春秋戦国時代の鳩杖頭です。発掘物でしょうが、シャープなフォルムは原形をとどめ、背中には象嵌が施されて、尾っぽ等、一部に金が残っています。これが実際に杖として使用されたのかどうかは計り知れませんが、埋葬品であったとしても、古代の中国では、老臣を労うために宮中から鳩杖を贈るという風習があったそうです。日本でも、明治時代には、古代中国を真似て、政府が同じことをしたようで、西洋化だけではなく、アジア諸国の真似事もしていたのですね。
全長7.8cm、高さ7.9cm(含台)

2021年11月7日日曜日

当店の品紹介

当店の店名である『古道具 塊』を、インターネットで検索しますと、当店とは全く関係のないサイトに、当店名が多く見られるようです。当店所有の品は、このブログを通じてのみ紹介しておりますので、その旨ご承知おき下さい。当店では、インスタグラム等のSNSも全く利用しておりません。

2021年11月3日水曜日

高麗佐波理杯



今日の品紹介は、朝鮮、高麗時代の佐波理杯です。随分前に、当店のブログで唐代の佐波理椀を紹介したことがありますが、今回の杯は、それと同様に、緑青が美しく器体に入り込み、粉を吹いた状態にはなっておりません。以前の所有者が、実際に酒杯として使用されたとみえ、内側も綺麗で、凹みや欠けもないパーフェクトなコンディションです。納まっていた桐箱には、朝鮮古代佐波理盃となっていましたが、時代は高麗で間違いないでしょう。丸底なので、ブロンズのリングに乗せて撮影しました。
口径7.4cm、高さ6.4cm
 

2021年10月26日火曜日

瀬戸小皿 二種 

今日は、味の良い、瀬戸の小皿を二手紹介致します。お手頃な雑器でも、素敵なものはあります。


まずは、疵気のない灰釉皿3枚で、土の鉄分が出た表の表情も素敵ですが、裏には古色がたっぷりと付いています。江戸時代、中〜後期のものでしょう。3枚しかないので、バラ売りします。下が、皿の裏面の画像です。直径11cm




こちらは、江戸後期の鉄釉皿2枚です。1枚が完品、もう1枚にニュウがありましたが、漆で止めてあります。2枚組みで販売致します。やはり、裏面の画像を下に掲載します。直径10cm


2021年10月20日水曜日

土馬



古墳時代の土馬です。奈良時代の痩せた土馬は時々見掛けますが、この時代のものは少ないようで、耳が欠けていたり、左後脚に補修があったりするものの、かなり状態が良い方だと思います。土馬は祭祀具だったそうで、部分的な欠けには、何らかの意味合いがあるようです。後に神社で祀られる、神馬の原型なのでしょう。入手後に調べてみると、元は東京の同業者の所有で、それが回り回って、当方に辿り着きました。長さ16.5cm、幅7.3cm、高さ6cm (本体)

2021年10月13日水曜日

風知草



随分前に、宮本百合子の『風知草』を読み、新聞の風知草というコラム欄でもその植物の存在を知っていたものの、実際の風知草にはお目にかかったことがなかったのですが、先月、ようやくその鉢植えを見つけて購入しました。なるほど、その姿は清々しく、宮本百合子が小説のタイトルに使ったことに納得できました。来年も、その先も、同じような可憐な姿で気分を和ませてくれるようにと願っています。
風知草を生けた小瓶は、壺屋のものですが、珍しいフォルムで、広口のために花を生け易いです。胴径6.3cm、高さ8.3cm
 

2021年10月5日火曜日

瀬戸麦藁手覗き



時代がなくても人気のある瀬戸の麦藁手ですが、江戸時代の、味がある覗きを入手しました。口径5cm、高さ6.3cmと、酒盃としてピッタリのサイズです。口縁の内側に一箇所だけ小さなホツがあり、金直しされています。ただ、内側なので、外側から見れば無疵のようです。

 

2021年10月3日日曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

本日で、今回の企画展が無事に終了致しました。ご来店いただいたみなさま、そして、品をお買上げいただいたみなさまに、感謝申し上げます。どうも、有難うございました。

明後日からは通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。




2021年9月30日木曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今回の企画展も、今日を含め残り4日間となりました。ご興味のある方は、どうぞご来店下さい。よろしくお願い致します。

今日は、アフリカのフィギュアを2点紹介しますが、どちらもブルキナファソに住むモシ族の、祭壇に置かれた祭祀具です。


何の動物を模したのか分かりませんが、恐らく鶏を生贄にしたのでしょう、その羽毛が多数付着しています。70~80年程前のもので、全長53cmです。


こちらは、カエルのモチーフで、背中に子ガエルが乗っかっていますが、それが蓋になっており、中に何かを収納できるようになっています。100年超の古さがあり、全長は44cmです。

2021年9月26日日曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、鉄造の品を4点紹介致します。


これが何だったのか不明ですが、先端に近づく程、腐食が進んでいるので、地中に埋めた杭だったような気がします。結構長いサイズで、腐食した部分がかなり細くなり、凸凹が素敵なのです。壁に掛ければ、ミニマルながら、存在感のあるオブジェになります。長さ71.3cm


これは鉄球です。直径が9.9cmと大きいので、ペタンクのボールではなく、大砲の弾だったのではないかと思っています。以前にも大砲弾だと思われる鉄球をブログで紹介したことがありますが、今回のものはそれよりも大きいです。まあ、オブジェとして飾るしか用途がなさそうですが。


こちらは鉄皿です。かなり分厚い鉄を打ち出して作ったようですが、程良い大きさで、使い勝手が良さそうです。直径20.5cm、高さ3cm


最後に紹介します品は、鉄造小杯です。杯に使えそうな、見立てのものを時々見つけて入手するのですが、今回のものは、ずばり杯として作られたものでしょう。フォルムもサイズも、酒杯としてうってつけのものです。口径4.5cm、高さ6cm

2021年9月23日木曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、敷板として使える、ネパールの台を3点紹介致します。これらは、椅子だったそうで、日本の座布団感覚のようです。


まずは、丸いタイプのものですが、ご覧の通り、古色たっぷりです。大振りの仏像でもあれば、その台座にもってこいだと思います。直径28.7cm、高さ5.3cm


こちらは、長方形のタイプで、丸いタイプとは違った古色の付き方です。シンプルな中に、縁に回らされた線刻が、この台の景色を引き締めています。縦22.8cm、横37.4cm、高さ6.5cm


これは長細いタイプで、この造形は李朝ものではないのかと思わせます。使用感・古色共にたっぷりです。縦12.9cm、横31.5cm、高さ8.6cm

2021年9月20日月曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

いよいよ、明日から今回の企画展の開始です。ご興味のある方は、どうぞご来店下さい。よろしくお願い致します

2021年9月21日(火) - 10月3日(日)  12:00 - 18:00  会期中は無休で営業

新型コロナ・ウィルス感染予防のため、ご来店の際は、マスクの着用をお願い致します。店内には、消毒用のアルコールを用意しております。


今日は、味の良い木の器を5点紹介致します。全てが良い状態です。


ナガの高坏ですが、かなり珍しいもので、集落の有力者が、これに直接食べ物を乗せて食べるそうです。食べ物の油等も付いたのでしょう、皿部分は黒光りしています。大きさがあり、果物を乗せるのに良いですね。直径28.4cm、高さ26.5cm


これも珍しい意匠の器ですが、李朝の物入れです。縁下には、ギザギザの模様、上部には、恐らく蝙蝠なのでしょう、吉祥のデザインが彫られています。縦11.8cm、横18.7cm、高さ6.3cm


これは、やはり李朝のもので、米を掬った鉢なのでしょう。見込に米粒の痕がいくつも残っており、それが良い景色を作っています。直径19.7cm、高さ7cm


これも李朝で、大きめの八角盆です。上手のもので、ほとんどのこの手の盆が松で作られているのに比べ、これは桐材で作られており、大きさがあっても重量は軽いです。対角46.5cm、高さ9.4cm


これは、みなさんご存知でしょう。日本の繭皿です。繭皿は市場で時々見掛けますが、やはり味のあるものは希少です。裏にもたっぷりと古色が付いています。直径29.8cm

2021年9月16日木曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、花器として使えるものを5点紹介致します。花器は常に集めておりますので、その他多くございます。


木のコブを利用した器ですが、恐らく灰皿として作られたものだと思います。かなりの腕前の作者だったのか、中央の窪んだ部分が精緻に作られています。大正〜昭和初期頃のものでしょう。幅15.6cm、高さ7.8cm


これはドイツの容器なのですが、元が何だったのかは不明です。底の中央に穴が開けられているので、機械の一部だったのか、材質からして、植木鉢とは考え辛いのです。鉄の筒にペンキで塗装されていますが、剥がれかけた塗料が良い景色を生み出しています。胴径12cm、高さ10.5cm


こちらは、日本の竹しのぎ小筒です。これも、灰皿として使用されていたのではないでしょうか。表面に漆を塗っていたようで、凸部分が剥げて良い景色になっています。胴径8.5cm、高さ5.8cm


これは中国の鉄造小型桶ですが、どのような目的で造られたかは不明です。清代頃のものでしょうが、胴に回された2本の帯が器のイメージを引き締め、なかなか渋い鉄味です。胴径10.9cm、高さ5.8cm


最後に紹介しますのは、スリランカの経筒だそうです。竹を組んで、漆を塗って仕上げているので、ビルマのものかと思ったのですが、スリランカも仏教国ですから、こんなものが存在するのですね。スラリと長細いので、落としを入れて花を生けると、なかなか様になります。胴径8cm、高さ26cm(w/蓋)

2021年9月12日日曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、朝鮮の祭祀具を2点紹介致します。


これは、鉄剣を形どったもので、祭祀用のために刃が付いていません。僅かに腐食している部分がありますが、鉄味が良く、意匠も素敵です。李朝初期以前のものでしょう。長さ30.4cm


こちらは、李朝時代の木製祭祀具ですが、時々見掛ける太っちょのボラとは違い、細身で木肌がツヤツヤとしています。長さ24.4cm

2021年9月8日水曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、蓋付の木箱を3点紹介致します。箱は、これらの他にも、日本のものや李朝もの等、大小いろいろとございます。


これは日本のもので、塗師が使用していた、道具入れ兼作業台です。漆ものは人気があるので、わざと漆を塗りたくった紛い物が多く存在しますが、このように作為を感じないものは当然ながら魅力的です。箱や敷板として使わなくても、これだけで抽象画を観ているかのようです。長さ26.3cm、幅17.4cm、高さ6.8cm


こちらはビルマの蓋物で、キンマ入れだったのでしょう。作られてからかなりの年月が経っているようで、厚く塗られた漆がマット状になり、小さなひび割れがあったりと、古色感たっぷりです。長さ13.5cm、幅6.8cm、高さ5.5cm


これはネパールの箱ですが、山岳民族のものでしょう。粗末に見えますが、造りも擦れも味があり、放っておけない一品です。長さ18.5cm、幅6.1cm、高さ4.3cm
 

2021年9月4日土曜日

企画展 『木の味・鉄の味』



今日の品紹介は、李朝の狛犬一対です。日本の狛犬の特徴は、片方の口が開き、もう一方は口を閉じた阿吽という形体ですが、朝鮮や中国のものは、一対のどちらも口を開けた姿をしています。今回の狛犬は、やや大きく、一体の長さが53cmあり、古色も付いて良いコンディションです。眼球として、玉かガラスが埋め込まれており、愛嬌のある顔をしています。

 

2021年8月31日火曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、鉄造の小品を2点紹介致します。どちらも江戸時代のものでしょう。


これは香合ですが、昔のものでありながらデザインがモダーンで、鉄味も抜群です。内部は鍍金されていたようで、金が薄っすらと残り、蓋の内側には、朱で花押が描かれています。よほど洒落た茶人の持ち物だったのでしょう。縦・横・高さ4.8cm。下が、蓋の内側の画像です。




こちらは、茶巾を入れる巾筒です。竹を模して造られていますから、単に鉄筒を切ったものではなく、この用途のために鋳造されたことが分かります。随分使用されたようで、包まれた布も箱もボロボロになっています。高さ5.1cm

2021年8月27日金曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今回は、時間をかけて集めた、味の良い木と鉄の企画展です。以前にも、木の企画展は行ったことがありますが、その時以上にこだわったオブジェ・器・什器・盆等、100点以上を展示販売しますので、ご来店いただきますよう、よろしくお願い致します。日時は下記の通りです。

2021年9月21日(火) - 10月3日(日)   12:00 - 18:00   会期中は無休で営業

なお、新型コロナ・ウィルスによる感染予防のため、ご来店時には、マスクの着用をお願い致します。店内には、消毒用アルコールを用意しております。

企画展終了まで、いくつかの品をこのブログで紹介しますので、どうぞご覧になって下さい。


薬師寺古材 (L:102cm)

2021年8月24日火曜日

トンケ



李朝のトンケ(銭函)です。このような什器では、金具がシンプルなものだけを選ぶようにしています。パンダジ(寝具・衣装入れ)だとサイズが大きいので、床に置く必要がありますが、小振りなトンケだとテーブルの上に置き、小品を飾ると存在感があり、尚且つ洒落た雰囲気になります。勿論、銭函としても利用できますよ。このサイズなら、2億円程入るでしょうね。
幅46cm、奥行20.8cm、高さ18.7cm