現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2019年1月31日木曜日

椿の墓場

我家のベランダに、咲き終わった椿の花がたくさん落ちていたので、集めて記念撮影を・・・。色んな種類があります。



2019年1月30日水曜日

メヘルガル土偶



パキスタン西部、メヘルガル遺跡発掘の土偶で、その遺跡は、BC7000~BC2500(新石器時代)のものだといいますから、インダス文明より古いのです。今回紹介しますものは、腕や脚の欠損がありますが、胸部から上はきれいに残っており、十分に観て楽しめるでしょう。本体の高さは6cm、台を含め10.5cmです。

2019年1月23日水曜日

最初の一枝



以前のブログで、私が多くの草木を育てていることを書きましたが、二種類ある梅の内、一種の一枝に開花しているのを今朝見つけ、早速、店で生けました。一年前までは、鉢植えしたこの梅には水しかやらなかったので、昨年は貧弱な花しか咲かなかったのですが、その後の一年間、十分な肥料と水を与えたお陰で、美しい花を咲かせてくれました。人間も同様、栄養不足であれば上手く育たない、時間もお金も掛かり、面倒臭いと思う事も多々ありますが、今後もしっかりと草木を育てていきましょう。現在、我家のベランダでは、六種類の椿と、二種類の木瓜に鮮やかな花が咲いています。

襤褸

今日は、マニアックな襤褸を2点紹介致します。


これは、戦国の世に兵士が着用していた、鎖帷子(くさりかたびら)です。帷子とは麻製の肌着のことで、その麻布の上に鎖を縫い付け、衣服や鎧の下に着用する防具を鎖帷子と呼びます。私は、エルサレムで十字軍の防具が売られているのに出くわしたことがありますが、それもこれと同じ構造で、布地の上に鎖を縫い付けたものでした。格好良くて欲しかったのですが、とても旅行者が買えるような値段ではなかったのです。今回のものは、布が部分的に破れ、襤褸状態になっています。


こちらは、江戸期のぞうきんで、まるでアルベルト・ブッリの作品のようです。入手した際、明治頃のものだろうと説明を受けたのですが、布に詳しい先輩業者に聞いたところ、表側の布は絹で、江戸時代のものだということでした。こんなものが、今まで良く残っていたものです。おおよそのサイズは、縦15cm、横22cm

2019年1月16日水曜日

5客組の器

今日は、5客組の器を2手紹介致します。全て、無疵です。


大正〜昭和初期頃の、京焼麦藁手向付ですが、良く使い込まれており、貫入滲みが素敵です。口径9.3cm、高さ7.4cm


こちらは、幕末〜明治頃の伊万里白磁輪花深皿ですが、これも向付として用いられたのでしょう。写真では分かり辛いのですが、楕円形をしており、口の長径14.5cm、短径11.6cmで、高さは4.9cmです。

2019年1月8日火曜日

備前緋襷鶴首大徳利



今日から、年明けの営業を開始致します。
さて、今年最初の品紹介は、プロポーションの大変美しい備前鶴首徳利です。東京の根津美術館の所蔵品に、やはり首を傾げた鶴首徳利があり、その高さが29.7cmということですが、こちらは43cmと、巨大です。スリムな姿だけではなく、藁を巻いて焼かれた窯変も美しく、根津美術館のものと並べたとしても、見劣りしない徳利だと思います。大きな器体に、窯変やら石はぜやら、見所が多く、鑑賞に飽きることがありません。底には窯印があり、16~17c頃に作られたものでしょう。最近は備前焼の人気がないようですが、どこのものであっても、良いものは良いですね。

2019年1月1日火曜日

2019年 元旦

みなさま、新年明けまして、おめでとうございます

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます