現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2019年3月31日日曜日

企画展 『花の器 7th』 終了

本日で、今回の企画展が終了しました。ご来店下さいましたみなさま、そして品をお買い上げいただいたみなさまに感謝申し上げます。どうも有難うございました。

明後日からは通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。



2019年3月29日金曜日

企画展 『花の器 7th』

今回の企画展も、今日を含めて残り3日間となりました。

今日は、極小の壺を3点紹介致します。


李朝中期の、白磁鉄砂壺です。細いニュウが数本ありましたが、漆で止めてあり、水漏れはしません。どのような用途のために作られたのでしょう、このサイズは珍しいですね。胴径6.3cm、高さ4.3cm


これは、中国元代頃の磁州窯灰釉壺です。無疵で水漏れなし、口が狭く、花を生け易いです。胴径6.4cm、高さ4.6cm


矢作川から上がった弥生土器の極小壺で、胴にはダメージがありませんが、ご覧の通り、口が3分の2程欠けています。胴径6.7cm、高さ7.2cm

2019年3月26日火曜日

企画展 『花の器 7th』



フラスコ型で、胴径8cm、高さ13.7cmと、やや大振りのローマンガラス瓶です、これだけのサイズになると、やはり存在感がありますね。内部には発掘時の細い草の根っ子が残っており、掃除せずにウブのままにしています。無疵ですから、勿論水漏れなしです。

2019年3月22日金曜日

企画展 『花の器 7th』



常滑の筒型花器に金具を取付けた掛花入れです。花器は江戸中期のもので、たっぷりと古色が付いていますが、金具も古く、かなり昔に付けられたようです。口縁の内側にソゲがありますが、外からは見えません。高さ19.6cm

2019年3月18日月曜日

企画展 『花の器 7th』

3月19日(火) ~ 3月31日(日)  12:00 ~ 18:00  会期中は無休で営業

いよいよ、明日から今回の企画展が始まります。低価格のものから珍品・優品まで用意しておりますので、どうぞご来店いただき、現物をご覧下さい。壁面には、2人の作家による、現代美術作品も展示します。どうぞ、よろしくお願い致します。

今日は、銅製花器を2点紹介致します。どちらも日本のもので、状態は大変良いです。


それ程古くはなく、大正〜昭和初期頃の作でしょうが、フォルムの美しい広口花器で、和花・洋花どちらでも似合うでしょう。写真では分かり辛いのですが、斑になったパティーナが素敵です。高さ19.2cm


こちらは江戸期の花器でしょうが、古くとも、モダーンでシャープなフォルムが素敵です。高さ14.9cm

2019年3月15日金曜日

企画展 『花の器 7th』

この企画展では、2名の作家による、現代美術作品も展示しますが、全て、私自身の眼で選び、本人から買上げたものです。


福田匠の作品です。数年前に彼の個展で作品を初めて観た際、全作品を通じて、完成度の高さに驚きました。一昨年以降、オブジェから平面の油彩に制作手法を変えた福田ですが、私は、特に以前のオブジェを気に入っています。
店内の照明下で撮影したため、いくつかのライトによる、フレームの影が写りこんでいます。


こちらは、馬場雄基のドローイングです。2016年の大阪アートフェアで、大阪芸大のブースに、学内で選ばれた数人の作品が並んでいたのですが、特に彼の作品が私の目を引きました。在学中に、韓国でのアートフェアにも、大学から選出されて参加し、アメリカのコレクター等にも作品が購入されています。2017年に大学を卒業し、様々な手法で作品制作を行っていますが、特にドローイングが良く、全作品のテーマは、『人間』です。彼の個展は全て観ており、数百点の中から、大小13点を入手しましたので、どうぞご覧下さい。まだ新人なので、作品の価格は安いです。
リフレクションを防ぐため、フレーム前面のアクリルを外して撮影しました。

2019年3月11日月曜日

企画展 『花の器 7th』

今日は、李朝の木製容器を2点紹介致します。


李朝の深升を数点持っているのですが、黒塗りで極端にすぼんでいるものは、これ1点で、私のお気に入りです。やはり枝ものが似合いますね。口縁一辺17.6cm、高さ11.3cm


こちらは、筆筒だったのでしょう。太い竹の外側を削り、12角の面取りにしています。持ち上げると、段ボール製かと思う程軽く、李朝でもかなり時代の上がるものです。胴径11.5cm、高さ13.3cm

2019年3月7日木曜日

企画展 『花の器 7th』

今日は、日本の小振りな土器を3点紹介致します。


シンプル・デザインの縄文土器鉢です。箱書には、縄文中期〜後期となっていますが、晩期のものでしょう。出土地も、箱に「妙高」と書かれています。口縁に僅かなホツと、胴に安定したニュウがありますが、焼の甘い縄文土器としては、大変状態の良いものです。白っぽい胴に、野の花が似合います。胴径12.6cm、高さ8.8cm


口縁に1ヶ所、小さなソゲがありますが、上品な佇まいの弥生土器です。下部にたっぷりとカーボンが付き、引き締まった景色を醸し出しています。胴径12cm、高さ11cm


胴のくびれた弥生土器で、無疵といえる状態です。胴径11.8cm、高さ12cm

2019年3月3日日曜日

企画展 『花の器 7th』

今日は、古い色ガラス瓶を2点紹介致します。


中国、元〜明代のガラス瓶で、黒っぽく見えますが、濃い瑠璃色です。ガラス瓶のコレクターなら、瓶をそのまま飾るのかもしれませんが、私は、どうしても花を生けたくなります。擦り疵がありますが、欠けやヒビはありません。高さ8.5cm


こちらは、19cのフランスのもので、トリュフを保存しておく瓶だったそうです。色は、言葉で表すのが難しいのですが、茶色がかった濃いモスグリーンといったところですか。無疵です。高さ12.7cm