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2019年3月7日木曜日

企画展 『花の器 7th』

今日は、日本の小振りな土器を3点紹介致します。


シンプル・デザインの縄文土器鉢です。箱書には、縄文中期〜後期となっていますが、晩期のものでしょう。出土地も、箱に「妙高」と書かれています。口縁に僅かなホツと、胴に安定したニュウがありますが、焼の甘い縄文土器としては、大変状態の良いものです。白っぽい胴に、野の花が似合います。胴径12.6cm、高さ8.8cm


口縁に1ヶ所、小さなソゲがありますが、上品な佇まいの弥生土器です。下部にたっぷりとカーボンが付き、引き締まった景色を醸し出しています。胴径12cm、高さ11cm


胴のくびれた弥生土器で、無疵といえる状態です。胴径11.8cm、高さ12cm