現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2013年11月28日木曜日

酒器


街に吹く風がだんだんと冷たくなり、我家でいただく焼酎の水割りを、そろそろ日本酒に切り替えようかと思わせる時期になりました。今回紹介します酒器はどちらも江戸後期のものですが、徳利は平佐の白磁、盃は伊万里の白磁染付白抜きです。盃として取り上げましたものは、口縁内部に釉が掛かっていないので、元々は蓋物の向付だったと思われます。絵柄が鷺に草花文で、にじみのないすっきりとした上手のものです。

2013年11月21日木曜日

古染付


直径21cm強、明末清初の厚手大鉢です。卍が入っている上、重ね焼きをしているので、大きな寺の注文品だったのかもしれません。勿論、伝世品ですが、作られて数百年経過しているのに、無傷完好で、よほど大切に使われてきたのでしょう。見込みにも胴にも、吉祥の卍とコウモリが描かれています。菓子鉢としても、果物を盛っても、楽しく使えそうです。

2013年11月15日金曜日

閻魔大王

室町時代の閻魔大王像です。子供の頃、嘘をつけば閻魔さんに舌を抜かれるとよくいわれたものです。「安倍はん、嘘ばっかりついてたら、舌抜きまっせ。己の嘘を隠し、自身の思い通りに国を支配するため、身勝手な法律を作ろうなんて、独裁者そのものですなあ。あんたみたいなのは、死んだら地獄行きに決まってますがな。」と、閻魔さんがおっしゃっているようです。



福島菊次郎

昨日から今日に掛けて、毎日新聞朝刊の「生きる物語」という欄に、1921年生まれの報道写真家であった福島菊次郎氏の生き様について書かれていました。その中で福島氏が的確に述べられた二つの言葉は次の通りです。
「都合の悪いことはみんなで知らんぷりをして、モノと金まみれで生きる時代になった。」
「日本の戦後は、ごまかしと取り繕いの積み重ねだった。体制を変えても、中身は変わらなかった。突き詰めれば、国民一人一人が過去と向き合おうとしなかったことに本質がある。」
昨年の衆議院議員選挙前に、滋賀県の嘉田知事が、国民のたった一票が怖いのよねとおっしゃったことを思い出します。

2013年11月14日木曜日

イコン


先日の企画展中には、ロシアの教会で使われていたイコンを展示しましたが、この写真のものは一般市民が所有していたのでしょう。前所有者はイギリスでお買いになったそうですが、裏にプレートが貼られていて、17cと記されています。実際にそこまで古いのかどうかは分かりませんが、虫食いの板にはコルクでの古い修理があり、確かに古さはあります。その上、ご覧の通り、色彩が美しいです。

2013年11月7日木曜日

古信楽


南北朝〜室町期頃に作られた信楽の中壺です。窯の中で薪の灰に埋まったのでしょう、黒褐色で、いい味に錆びた鉄のような表情です。重厚感のある私好みの壺ですが、水漏れもなく、地味な枝もの、派手な花、どんなものを生けても似合いそうです。肩には窯印が刻まれています。