お盆休み

当店は、8月7日(日)より8月16日(火)までの10日間をお盆休みとさせていただきますので、よろしくお願い致します。

なお、休み期間中も店には出掛けますので、その期間に来店ご希望の方は、8月6日(土)までにご連絡いただきますと、お会いできる日時を調整致しますので、どうぞご遠慮なくお知らせ下さい。

小さな壺

今日は、小さめの壺を2点紹介致します。

珍しく蓋が残っている、古墳時代の須恵器小壺です。発掘時に、壺と共に出てきたのでしょう。無疵ということで仕入れたのですが、胴に細いニュウがあったため、内側から漆で止めました。肉眼では、無疵のようです。胴径10.1cm、高さ6.9cm(蓋なし)

こちらは、12~15c頃のクメール鉄釉小壺です。口は狭いのですが、コロンとしたフォルムが可愛く、一輪挿しにピッタリだと思います。特に気になるダメージはなく、水漏れもございません。胴径10cm、高さ8.6cm

鴨川 千鳥

随分前にもブログで書いた通り、私は石にはさほど興味がないのですが、久々に買っちゃいました。これ、自然の石なのです。目も嘴も、そして羽のような後部の線も人為的に付けられたものではなく、こんなものもあるのだと吃驚しました。既にお亡くなりになった、石のビッグコレクターのコレクションだったそうで、余程お気に入りだったのでしょう、落としの桐箱まで用意されていました。箱に、『鴨川 千鳥』と書かれていますから、京都の鴨川で発見されたのだと思います。全長8cm、高さ3.5cm
 

李朝白磁灰釉盃

最近は、気に入る酒盃になかなか出会えないのですが、久々に、李朝の味良き盃を入手しました。上手のものではないのですが、荒々しい姿で、見込に灰釉の溜まりがあり、すぐに一杯やりたい気分になります。私としては、もう少し小振りの盃が好みなのですが、無疵で景色もあり、納得の一品です。口径8.9cm、高さ4.5cm
 

カリンバ

ザンビアのカリンバです。音を共鳴させるために、空き缶の上にゴムを貼り、その上にカリンバを乗せています。実際に指でカリンバを弾くと、なかなか良い音を発するので、入手後、20分程そのようにして遊びました。たっぷりと古色が付き、ただ置いておくだけで存在感があります。缶の直径8.9cm