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2021年9月16日木曜日

企画展 『木の味・鉄の味』

今日は、花器として使えるものを5点紹介致します。花器は常に集めておりますので、その他多くございます。


木のコブを利用した器ですが、恐らく灰皿として作られたものだと思います。かなりの腕前の作者だったのか、中央の窪んだ部分が精緻に作られています。大正〜昭和初期頃のものでしょう。幅15.6cm、高さ7.8cm


これはドイツの容器なのですが、元が何だったのかは不明です。底の中央に穴が開けられているので、機械の一部だったのか、材質からして、植木鉢とは考え辛いのです。鉄の筒にペンキで塗装されていますが、剥がれかけた塗料が良い景色を生み出しています。胴径12cm、高さ10.5cm


こちらは、日本の竹しのぎ小筒です。これも、灰皿として使用されていたのではないでしょうか。表面に漆を塗っていたようで、凸部分が剥げて良い景色になっています。胴径8.5cm、高さ5.8cm


これは中国の鉄造小型桶ですが、どのような目的で造られたかは不明です。清代頃のものでしょうが、胴に回された2本の帯が器のイメージを引き締め、なかなか渋い鉄味です。胴径10.9cm、高さ5.8cm


最後に紹介しますのは、スリランカの経筒だそうです。竹を組んで、漆を塗って仕上げているので、ビルマのものかと思ったのですが、スリランカも仏教国ですから、こんなものが存在するのですね。スラリと長細いので、落としを入れて花を生けると、なかなか様になります。胴径8cm、高さ26cm(w/蓋)