現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2025年6月17日火曜日

鉄斧



これはフィリピンのカリンガ州から出た鉄斧で、壁に掛ければ素敵なオブジェとなります。1本の釘に、斧と柄が繋がっている部分を引っ掛けただけでこのように飾れるのです。100年前後の古さはあるでしょう。長さ48.8cm、幅38cm

私が若かりし頃から好んで集めてきたプリミティヴな品々、久々にその多くを店に飾ってみました。3週間程そのまま飾っておくつもりですので、ご興味のある方はどうぞご覧になって下さい。土産物レベルではございません。
なお、これは企画展ではありませんので、店内全てをプリミティヴな品で埋めるのではなく、他分野の品も並べております。
 

2025年6月10日火曜日

常滑広口中壺



今日の品紹介は、室町時代の常滑広口中壺で、肩の3ヶ所に窯印が刻まれています
。かなりカセて野武士然としていますが、無疵です。水漏れチェックのため、入手後水を入れ3日間そのままにしておいたのですが、底がジワッと湿っていたので、花を生けるには落としを使用した方が良いでしょう。胴径20.8cm、高さ13.5cm

山アジサイの鉢植を買ったので、それを壺に入れてみました。口が広いと、こういった事もできるのが便利です。
 

2025年6月3日火曜日

壁画残欠



今日の品紹介は壁画の残欠ですが、正方形の磚に石膏を盛り、その上に絵を描いています。こういった壁画は、磚を繋ぎ合わせて絵の支持体としているのですが、これが一見ホータンの壁画に似ているものの、ホータンの磚と比べてかなり小さいので、カシミールやアフガニスタン辺りのものだそうです。磚の厚みが3cm程あるのでテーブル上に立てることができ、素敵なオブジェとなるでしょう。5~6c頃のものだと思われます。縦 ・横それぞれ10cm程です。