タイの動物像
今日は、タイで造られた動物像を2点紹介致します。
まずはスコータイ王朝初期、13c頃に造られた動物像ですが、さて、この動物は何なのでしょうか。太った犬のように見えるのですが、状態は良く、直しもないようです。背中と口に穴が開けられていますが、焼成する際に破裂しないよう処置されたのでしょう。全長13cm、高さ11.4cm
こちらは小さな水牛像です。やきものに紐を巻き、その上に漆を掛て仕上げており、なかなか魅力のある姿です。塗られた金彩がかなり剥げているので、最近造られたものではないのでしょうが、数十年前ってところですか。全長7cm、高さ4.4cm

