時代は紀元前から現代、ジャンルは現代美術、アフリカやインドネシアのプリミティヴ・アート、アラブの古民具、日本や朝鮮を中心としたアジアの陶磁器・仏教美術・古道具等を扱う小さなセレクトショップです。他の骨董屋や古美術店ではほとんど見掛けない珍しい品を中心に集めておりますので、ご興味のある方はどうぞご来店下さい。
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2013年4月25日木曜日
2013年4月12日金曜日
アラブのナイフ
久々にアラブのコレクションを2点紹介致します。
イエメンで見つけたナイフですが、ハンドルはシルバーで、このようなシンプル・デザインはアラブらしくなく、現地でもなかなかお目にかかれません。刃の減り方や古色感から、相当古いものだと思います。なお、現地のアンティークショップで教わったことですが、イエメンで本当に美しいと感じる古物を見つけた場合、それはほぼ100%ユダヤ人が作ったものだそうです。イエメンは、かの有名なオサマ・ビン・ラディンの先祖出生の地です。ただイエメン人は、パレスチナ人を追い出しユダヤ教徒だけの国を作ろうとしているイスラエルは憎みますが、かつてはユダヤ人がイエメンの美しく豊かな文化を作り上げたこともあり、ユダヤ人そのものに対してはリスペクトしています。多くの人達はご存知ないようですが、英語のJewelry(宝石類)はJew(ユダヤ人)から派生しています。懐古の昔に宝飾類をユダヤ人が作り出し、今日の有名な宝石商やダイヤモンドのシンジケートもユダヤ人が握っていますよね。
こちらはシリアで購入したナイフです。刃形はアラブらしいものですが、動物の骨や角を利用して作られたと思われるハンドルは、これまでに見たことがありません。私はこの残欠って感じに興味を持ったのですが、これが作られた当時はさぞかし美しかったのでしょう。なお、かつてのシリアは、ダマスカス・スチールという良質な鉄鋼で有名でした。
久々にアラブのコレクションを2点紹介致します。
イエメンで見つけたナイフですが、ハンドルはシルバーで、このようなシンプル・デザインはアラブらしくなく、現地でもなかなかお目にかかれません。刃の減り方や古色感から、相当古いものだと思います。なお、現地のアンティークショップで教わったことですが、イエメンで本当に美しいと感じる古物を見つけた場合、それはほぼ100%ユダヤ人が作ったものだそうです。イエメンは、かの有名なオサマ・ビン・ラディンの先祖出生の地です。ただイエメン人は、パレスチナ人を追い出しユダヤ教徒だけの国を作ろうとしているイスラエルは憎みますが、かつてはユダヤ人がイエメンの美しく豊かな文化を作り上げたこともあり、ユダヤ人そのものに対してはリスペクトしています。多くの人達はご存知ないようですが、英語のJewelry(宝石類)はJew(ユダヤ人)から派生しています。懐古の昔に宝飾類をユダヤ人が作り出し、今日の有名な宝石商やダイヤモンドのシンジケートもユダヤ人が握っていますよね。
こちらはシリアで購入したナイフです。刃形はアラブらしいものですが、動物の骨や角を利用して作られたと思われるハンドルは、これまでに見たことがありません。私はこの残欠って感じに興味を持ったのですが、これが作られた当時はさぞかし美しかったのでしょう。なお、かつてのシリアは、ダマスカス・スチールという良質な鉄鋼で有名でした。
2013年4月3日水曜日
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