現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2017年2月28日火曜日

Arab as it is (素顔のアラブ) 38

今回も2008年に訪れたモロッコですが、ヴィジュアルとして、説明なしのカラーで紹介致します。


                          Tiznit, MOROCCO


                           Tafraout, MOROCCO


                         Essaouira, MOROCCO


                         Essaouira, MOROCCO


                         Marrakech, MOROCCO


                        Marrakech, MOROCCO


                        Casablanca, MOROCCO

2017年2月22日水曜日

志田焼染付大徳利



江戸期に作られた、胴径22.5cm、高さ38.5cmの志田焼大徳利です。高台内には志田山の窯元名が呉須で書かれていますが、志田焼のほとんどが皿の生産だったことを考えると、この徳利はかなりの珍品になります。染付は雪輪文でしょうか、そのデザインがモダーンで、呉須の色も良く、徳利全体に細かな磁貫が入って、古色感たっぷりです。当時の有田は、内山・外山・大外山の3地域に区分けされ、塩田町の志田山は、大外山地区に位置していました。

2017年2月15日水曜日

ガラス器

今日は、2点のガラス・ボトルを紹介致しますが、どちらの瓶も、酒器、一輪挿しとして使用できます。


まずは、珍しいフォルムの瓶ですが、明治期の徳利です。胴が丸みを帯びた4面体になっていて、各面がエクボのように凹んでいます。高さ11cmと小さいながらも、150cc程入ります。


こちらは、西洋っぽいフォルムですが、日本製で、大正~昭和初期に作られたボトルです。その当時のガラス瓶は、アール・デコを感じさせるデザインが多く、日本人が西洋に憧れていたことが窺えます。口はコルクで閉めるようになっていたようで、元々は薬瓶だったのではないかと思われます。高さ20.5cm。

2017年2月8日水曜日

瀬戸大型石皿



直径37+cmと大きく、やや深みのある瀬戸の石皿ですが、巷でよく見る、江戸後期から明治頃までのものとは比べ物にならない程の魅力があります。ある有名古美術店の店主が、この皿をご覧になって、江戸前期あるのではとおっしゃったそうですが、時代を下がって見ても、江戸中期のものです。真ん丸ではなく、見込も歪なので、ロクロを使わずに、手ビネリで成形したのでしょうか。それとも、成形の苦手な陶工が、ヘタウマで作ったのか?嬉しいことに、時代があっても、状態良しです。大勢で食卓を囲む際、この皿の真ん中に大根の剣を盛り、鮮やかな色の刺身でも並べれば、みんなに喜ばれること間違いないでしょう。写真では、なかなか質感を出せないのが残念です。

2017年2月1日水曜日

わっぱ桶

時間が経つのは早いですね、たったこの前に新年を迎えたと思ったら、もう1ヶ月が経過し、今年の12分の1が終わりました。長くない人生、その時その時を大切に過ごさなければと感じる今日この頃です。

さて、今日の品紹介は、わっぱ桶です。



最近は見かけないなと思っていたわっぱ桶ですが、久々に味の良いものを入手しました。それも、小振りで、黒漆の剥げ具合が良く、状態も良しといった、私の理想に合ったものです。時代もかなりありそうで、江戸後期まで上るかもしれません。そう簡単には出会える桶ではないでしょう。小振りですから、落しを入れて花を生けるも良し、植木を入れてプランターとしても使えます。胴径17.4cm、高さ13.2cmです。