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2018年6月6日水曜日

竹製掛花入

前回の企画展でも、竹を編んだ花器を並べましたが、今日は、最近入手したものを2点紹介致します。


見立ての花器ですが、これはうなぎを獲るための仕掛けでした。以前からこれの存在を知っていましたが、最近初めて出会い、入手した次第です。口の部分が丁寧に編まれており、大正から昭和初期頃に作られたものでしょう。この写真では、私が育てたクレマチスを生けていますが、ドライの枝もの等も似合うと思います。高さ34cm


こちらは、長年花器として使用されたようで、古色がたっぷりと付き、明治頃の作だと思います。綻びもありますので、お手頃価格となっております。高さ20cm

写真というのは嘘つきなので、色の薄いものはより明るく、濃いものはより暗く写ってしまいます。今回は、花器と花との明暗のバランスを考えて写真を掲載したため、花器のディテールが見辛くなってしまいました。