現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2019年4月25日木曜日

春の花

陽気な日が続いたお陰で、私の育てている草花も順調に育ち、次々と花を咲かせています。開花すぐの二種を早速生けました。クレマチスも近々咲きそうですが、年々背が高くなり、もう1.8m程に成長しています。


まずは、イチハツという中国原産のもので、日本へは室町時代に渡来したそうです。アヤメ科ですが、その中でも、シーズン一番先に花が咲くので、そういう名がついたとのこと。昨年は多くの花が咲いたのですが、今年は葉ばかりが成長して、他の株に蕾が見当たりません。


こちらは、ラン科のシランです。値段が安かったので、2年以上前に鉢植えを2点買ったのですが、育てる場所がわずかに違うだけで、育ち具合もかなり違っています。太陽の光の当たり具合でこんなにも差があるのかと思うのですが、大小さまざまなサイズがこれからどんどん咲きそうです。

2019年4月24日水曜日

磁器小皿

世間では、今年のゴールデン・ウィークは10連休ということですが、その期間中、どこへ行っても混み合うでしょうし、家で暇を持て余すのも退屈なので、当店では、通常通り営業することにしました。お時間ございましたら、どうぞお越し下さい。

さて、今日は磁器の小皿を二手紹介致します。
なお、斜めから撮影したため、画像では、絵柄が皿の中央に位置しておりませんので、悪しからず。


まずは日本のもので、藍九谷角皿です。デフォルメに富んだ絵は何を描いたのか、長時間考えても、さっぱり分かりませんでした。絵に季節感があると、使用する時期が限られますが、抽象的なものだと年中使えるので、その点は良いかもです。無疵ですが、わずかに磁貫が見受けられます。縦10.4cm、横11.6cm、高さ2.8cm


こちらは、明末清初の古染付小皿です。なかなか筆達者な植物が描かれています。無疵で、直径10cm、高さは2.1cmです。

2019年4月17日水曜日

黒唐津小徳利



桃山〜江戸初期の黒唐津徳利で、黒い胴の中に、ひっつきを剥がした痕が景色を作り出しています。残念ながら、首の直しがありますが、かなり昔に成されたようで、違和感はございません。高さ10.4cm、容量150ml

2019年4月10日水曜日

朽ちた神像



神像ということで買ったのですが、袋を背負っていないので大黒さんではなし、また鯛を抱えていないので恵比寿さんでもなし、やはり神像でしょうか。明らかに民衆が彫った像で、かなりの虫食いがありますが、放っておけない可愛さがあるのです。時代の特定はできませんが、かなり古いでしょう。高さ16cm

2019年4月2日火曜日

初期伊万里青磁小皿

今月から、当店ブログのサイトを他社に変えようと契約も済ませたのですが、使い勝手が私の望むものではなく、その上、古いOSのパソコンでは見ることができないため、これまでのBloggerで続けることにしました。

今日は、1630年代に作られた伊万里青磁小皿を紹介致します。見込に降りものがあり、口縁の1ヶ所に極小さな釉抜けがありますが、それ以外は無疵で、あがりも上々です。見込には花模様が線刻されており、色も薄い青ですから、中国北宋代の影青を真似て作られたのでしょう。発掘ものではなく、伝世品です。直径14cm