現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2019年11月27日水曜日

李朝粉青沙器鉢



少々歪みのある、李朝初期の粉青沙器鉢です。カセてはいますが発掘伝世のもので、口縁に少し釉抜けがあるだけで、他にダメージのない無疵と呼べるものです。相当使われたようで、水気のあるものを入れても土臭は全くありません。写真写りが悪いのですが、実物は、なかなか味わい深い佇まいで、色んな用い方ができますから、普段使いに如何でしょうか。長径18.5cm、短径16.8cm、高さ8.5cm


2019年11月20日水曜日

ペンダント・トップ

今日は、タイのペンダント・トップを2点紹介致します。


中央の像が何なのか鮮明ではないのですが、これは仏陀です。塼仏ではなく、乾漆製で、護符として身に付けられるように、ペンダント仕様になっています。時代は特定し難いのですが、かなり古そうです。


こちらは、山岳民族のもので、シルバーのケースに熊の爪がはめ込まれています。護符のような意味合いがあるのかは不明ですが、ミニマル・デザインですから、我々都会人が身に付けても、洒落ているんじゃないでしょうか。

2019年11月18日月曜日

映画 『i - 新聞記者ドキュメント -』  at 第七藝術劇場

今日は、森達也さんが監督で、東京新聞の望月衣塑子記者を追った、上記タイトルの映画を観てきました。これまでの問題点を、ドキュメンタリーとしてどのように撮られるのか、不思議に思って映画館へ出向いたのですが、面白くもあり、上手くまとまった出来具合でしたので、どうぞご覧になって下さい。

実は私、20代と30代の時に、大手新聞社と大手テレビ局にインタビューされたことがあり、どちらも、発言した内容と全く違う事を書かれたり、放映された経験があります。その両メディアは私が普段嫌っている会社ではなく、そんな経験からジャーナリストを信用しなくなりました。嘘を公表されても、証拠がなければ、クレームを出したり、訴訟を起こす事は不可能です。海外移住をした数年後に、宮崎学さんが書かれた『突破者』を読み、その中で、宮崎さんの雑誌記者時代に、相手と会話したという事実さえあれば、好き勝手に記事を書けたという内容を知りました。それ以来、交渉ごとはマイクロレコーダーで録音するようになり、海外で揉め事があった際は、その録音により、こちらの思うように事が進んだ経験があります。私が海外生活を終え、帰国後最初に写真展をさせていただいたのが、地方自治体の施設だったので、そちらの広報がしっかりしていて、数社の新聞記者のインタビューを受けたのですが、過去の経験から、会話内容を録音させていただくと話したところ、他の新聞社が大きく取り上げてくれたのに比べ、過去に嘘を書いた新聞社の記事はかなり小さなものになった事もありました。どのような業種でも、実直な人が存在しますが、ほとんどが世相に流されたり、現在頻繁に使われる言葉、『忖度』する人間が多いようです。

昨日、インターネットでニュースを調べていると、ジャーナリストの寺澤有さんが宮崎学さんにインタビューされた内容が載っていて、最近の日本の状況に関して、宮崎さんは、「絶望的な話をしなければいけないんだけど、『この国の国民がバカなんだ』と思います。」と発言されていました。どうなんですかね。

2019年11月13日水曜日

須恵器小壺



これといった特徴のない須恵器小壺ですが、仏具のような凛とした緊張感があります。このシンプルな形の須恵器は、ありそうでないのです。無疵完好ですから、勿論水漏れはございません。古墳時代、胴径10.9cm、高さ6.3cm

2019年11月6日水曜日

伊万里白磁中皿



江戸前期の伊万里白磁中皿です。藍九谷の時代の白磁とお考え下さい。食器として使用されたので、表面にうっすらとスレがありますが、無疵と呼べるものです。この時代の、プレーンな白磁中皿は珍しいでしょう。直径20.2cm、高さ3.1cm