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2019年11月18日月曜日

映画 『i - 新聞記者ドキュメント -』  at 第七藝術劇場

今日は、森達也さんが監督で、東京新聞の望月衣塑子記者を追った、上記タイトルの映画を観てきました。これまでの問題点を、ドキュメンタリーとしてどのように撮られるのか、不思議に思って映画館へ出向いたのですが、面白くもあり、上手くまとまった出来具合でしたので、どうぞご覧になって下さい。

実は私、20代と30代の時に、大手新聞社と大手テレビ局にインタビューされたことがあり、どちらも、発言した内容と全く違う事を書かれたり、放映された経験があります。その両メディアは私が普段嫌っている会社ではなく、そんな経験からジャーナリストを信用しなくなりました。嘘を公表されても、証拠がなければ、クレームを出したり、訴訟を起こす事は不可能です。海外移住をした数年後に、宮崎学さんが書かれた『突破者』を読み、その中で、宮崎さんの雑誌記者時代に、相手と会話したという事実さえあれば、好き勝手に記事を書けたという内容を知りました。それ以来、交渉ごとはマイクロレコーダーで録音するようになり、海外で揉め事があった際は、その録音により、こちらの思うように事が進んだ経験があります。私が海外生活を終え、帰国後最初に写真展をさせていただいたのが、地方自治体の施設だったので、そちらの広報がしっかりしていて、数社の新聞記者のインタビューを受けたのですが、過去の経験から、会話内容を録音させていただくと話したところ、他の新聞社が大きく取り上げてくれたのに比べ、過去に嘘を書いた新聞社の記事はかなり小さなものになった事もありました。どのような業種でも、実直な人が存在しますが、ほとんどが世相に流されたり、現在頻繁に使われる言葉、『忖度』する人間が多いようです。

昨日、インターネットでニュースを調べていると、ジャーナリストの寺澤有さんが宮崎学さんにインタビューされた内容が載っていて、最近の日本の状況に関して、宮崎さんは、「絶望的な話をしなければいけないんだけど、『この国の国民がバカなんだ』と思います。」と発言されていました。どうなんですかね。