現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2020年12月2日水曜日

弥七田織部中皿



桃山〜江戸初期に、弥七田窯で焼かれた珍品の中皿です。人それぞれ好みが違いますが、私は、よく目にする緑釉と鉄釉べったりの織部焼は苦手なのです。ところが、織部焼の中でも、弥七田窯ではモダーン感覚のものが多く、今回紹介します皿も、緑釉を使わず、鉄釉だけで、オモダカと千鳥をデフォルメして描いています。口縁の内側に、ごく僅かなソゲがありますが、まあこの程度なら、無疵と呼べる状態です。直径19.8cmですから、使い勝手は良いでしょう。照明のリフレクションを防ぐため、斜め上から撮影しました。