現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2022年2月28日月曜日

企画展 『花の器 10th』

当店、春恒例の花器展を下記の日程で開催致します。陶磁器をはじめ、木製・金属製・ガラスもの等、手頃なものから珍品・優品まで、120点以上を展示販売しますので、ご興味のある方は、ご来店いただきますよう、よろしくお願い致します。

2022年3月22日(火) - 4月3日(日)  12:00 - 18:00  会期中は無休で営業

なお、新型コロナ・ウィルス感染予防のため、ご来店時にはマスクの着用をお願い致します。
消毒用アルコールは、店内に用意しております。

企画展終了まで、このブログでいくつかの出展品を紹介しますので、どうぞご覧下さい。


李朝初期粉青台鉢

高麗から李朝への過渡期に造られた粉青台鉢です。発掘伝世のもので、雨漏りが美しく、口縁下に施された一本の輪線が、引き締まったイメージを器に与えています。胴径16.1cm、高さ12.8cm

2022年2月23日水曜日

くらわんか白磁碗



くらわんかの白磁はあまり見掛けませんが、その碗ですから、かなりの珍品です。私好みの歪んだフォルム、口縁に二箇所ひっつき痕がありますが、疵は全くありません。このサイズからして、焼酎のお湯割りに良いでしょうし、抹茶茶碗としても使えるでしょう。江戸時代中期の作です。口径
12.1x9.7cm、高さ6.8cm
 

2022年2月16日水曜日

ブロンズ馬像



朝鮮、新羅のブロンズ馬像です。ご覧の通り、発掘物だと分かる姿ですが、馬体のフォルムがしっかりと残り、パティナが美しいです。小さな像でありながら、ブロンズが空洞ではなくソリッドなので、ずっしりと重く、自立します。
全長6.7cm、高さ5.1cm

2022年2月9日水曜日

会寧鉄釉鉢



李朝中期の会寧鉄釉中鉢です。器体はやや傾いていますが、疵は、いぶし銀で直された一箇所とノミホツだけで、釉薬にカセが全くないので、問題なく使用できる状態です。画像でもご覧いただける通り、目玉のようなひっつき痕が見所となっています。唐津かなと思わせるような高台ですが、これを作ったような陶工が日本に渡来して、唐津焼が始まったわけですから、似ているのは当然ですね。胴径17.5cm、高さ9.1cm

2022年2月7日月曜日

映画『テレビで会えない芸人』 at 第七藝術劇場  制作: 鹿児島放送 

今日は、芸人である松元ヒロさんを取り上げたドキュメンタリー作品を観てきました。政治ネタをストレートに表現する一人芸のため、どの放送局も彼を自局の番組には出演させず、それが何故なのかと、鹿児島放送のプロデューサーが疑問に思い、その映画制作が計画されたそうです。人懐っこい人柄のためファンが多く、月曜日である今日でも、劇場は7〜8割の観客がありました。ほとんどがシニア層でしたから、『九条の会』の呼びかけ人でもあるヒロさんの関係者が多かったのかもしれません。映画の中で、高校教師である息子さんに、父親の職業に付いて質問があったのですが、どんな仕事かははっきり言えないが、芸人の中では誇れる存在だと思うと述べられていました。確かに、多くのテレビ番組で、訳の分からない芸人達が偉そうな政治発言をしていることを、苦々しく思う昨今です。
政治に関するスタンスが似ていても、敵に陰険な態度で接する私と比べ、にこやかに柔軟性を持って接するヒロさんには、見習うべき点が多いなと思った、今日の映画鑑賞でした。楽しい映画だったので、お勧めです。

2022年2月2日水曜日

 チベット経台



チベットの、お経を乗せる木造の台です。正面には、ご覧のように彫刻が成されています。長年使用されたのでしょう、たっぷりと古色が付き、素敵な佇まいです。お経の表紙を乗せて、撮影しました。幅43.3cm、奥行13.8cm、高さ5.8cm

彫刻は正面だけで、後側はシンプルな表情なので、花台とするにはもってこいです。下が、花器を乗せた画像です。