企画展 『いきもののカタチ』
今回の企画展に出展します、いくつかの品をこれから徐々に紹介しますが、まずは中国、オルドス高原で、BC3~AC1頃に造られたブロンズ像5点です。
まずは、ツノが長く伸びた鹿像です。大きさがやや有り、パティーナも美しく、ダメージは、右側のツノの一番上の突起が欠けているだけです。鼻の部分がややカセていますが、全体に直しもなく良い状態です。全長9.8cm、高さ9.8cm
次は、小振りの瑞獣像で、ダメージが全くありません。瑞獣とは、古代中国で吉兆が起こる前兆として現れる霊妙な獣だそうです。身体全体が緑の緑青に覆われていますが、中国では、発掘したウブな色合いが好まれるそうです。全長6.3cm、高さ3.3cm