現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2024年4月30日火曜日

陶製蛇頭オブジェ



不思議なオブジェを入手しました。矢作川揚がりだということですが、胴部はまだしも、蛇頭部分があまりにも綺麗なので、何故そうなのかと考え込んでしまいます。ただ、大きさといい重さといい、ペーパーウェイトにぴったりなのです。取り敢えず、私のデスクで使ってみます。胴径7.3cm、高さ6.8cm

 

2024年4月28日日曜日

展覧会 『スーラージュと森田子龍』  at 兵庫県立美術館



私が35年程前から気になっていたフランス人でアンフォルメルの作家、ピエール・スーラージュ(1919~2022)の展覧会が兵庫県美であり、今日ようやく観ることができました。今回は、スーラージュと交流のあった書画の日本人作家、森田子龍との二人展でしたが、私が現代美術に興味があった頃は、ほとんどが外国人作家の作品を観ていたので、これまで森田子龍を全く知りませんでした。この展覧会での最初の部屋は、森田子龍の初期の作品で、こんな素敵な作品を70年程前に制作した人がいたのだと、気分がかなり高揚しました。しかし、私の主観では、有名作家になった後の作品には力強さがなく、画面に落款を入れたりして、テンションが下がってしまったのです。展覧会自体には、行って良かったと思っています。現代美術によほどの
関心がなければ、スーラージュをご存知の方はごく稀でしょうから、まさか日本で彼の展覧会を観ることができるとは思っていなかったので、喜んでいます。最寄りの駅に着いてから、美術館方面に向かう方が多かったので、混んでいれば嫌だなと不安だったのですが、美術館内ではキース・ヘリングの展覧会も開かれていて、多くはそちらに興味があり、かなりの人数がその入場口に並んでいらっしゃいました。
私の観た展覧会は、5月19日まで開催されていますので、ご興味のある方はどうぞご覧下さい。
 

2024年4月23日火曜日

小さな仏具

今日は、小さめの仏具を2点紹介致します。


まずは仏台です。江戸時代のものでしょうが、このような小さなサイズはこれまでに見たことがありません。小振りの仏さまや線香立てを乗せるには、打ってつけの台だと思います。幅16.6cm、奥行8cm、高さ6.1cm


こちらは、初見のストゥーパ型厨子ですが、このようなデザインはビルマ辺りのものでしょうか。古色から見て、100年前後の古さはありそうです。高さ13.2cm

2024年4月18日木曜日

ゴールデンウィークの休店日


もうすぐゴールデンウィークを迎えますが、当店では、5月3日(金)〜5月6日(月)の4日間を休店とさせていただきます。

私は混雑が嫌いなので、どこにも行かず家に籠っているつもりです。従いまして、関西に里帰りの方等、当店の休店期間にご来店ご希望の方は、事前にご連絡いただきますと、店を開けますので、その旨よろしくお願い致します。
 

2024年4月16日火曜日

当盧



これは、日本語では当盧(トウロ)と呼ばれるもので、権力者を埋葬する際、馬の眉間に飾った装飾品です。中国語では、タンルーといい、春秋戦国〜漢代頃のもので、モチーフはコウモリでしょうか。
幅5cm、高さ8.9cm、厚み1.4cm 台: 幅6.8cm、高さ17cm、奥行7cm

2024年4月9日火曜日

ネパール、シャーマン・マスク



一昨年に、このブログでネパールのシャーマンが着けていたネックレスを紹介しましたが、今日紹介しますのは、シャーマンのマスクです。ブリキで作られたようで、どれだけ前のものなのか、たっぷりと古色が付いています。独特な表情で、オドロオドロした雰囲気がありますが、シャーマン・グッズですから甘ったるい顔はしないですよね。縦25.5cm、横26cm

 

2024年4月7日日曜日

企画展 『花と酒 2nd』

本日で、今回の企画展が終了致しました。当店まで足を運んでいただいた方々、そして品をお買い上げいただいたみなさまに感謝申し上げます。どうも有難うございました。

明後日からは通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。



2024年4月4日木曜日

企画展 『花と酒 2nd』

今回の企画展も、今日を含め残り4日間となりました。花器や酒器に興味のある方のご来店をお待ちしております。

さて、今日はガラス酒器の紹介です。


6客全てが明治時代の型吹きで、5客が梅コップ、1客だけが剣先コップです。透明ガラスでも、それぞれ色が違い、いくつかのコップの高台内に、製造所のマークが入っています。日本酒でも、焼酎や洋酒のオンザロックでも楽しめます。全てが無疵です。

酒盃に適したサイズのグラスは、江戸時代のものから昭和初期のものまで50点以上はございます。


ガラス徳利は、明治時代から昭和初期のものまで20点程あり、デザインや容量の違いで、お好みのものを選んでいただけると思います。