現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2024年10月29日火曜日

南京白磁深皿



明末清初の白磁深皿です。この手は私の好みで、サイズ違いをこれまでに何枚か扱ったのですが、最近は出会いがないなと思っていたところ、無疵で味わいの良いものに出会いました。擦れもなく、見込の降ものが景色を作っています。
直径16.6cm、高さ3.4cm
 

2024年10月22日火曜日

李朝古面



朝鮮の仮面劇で使用したタルチュムという仮面です。かなり古い李朝時代の木造面で、凸凹した部分はパーツを付け足したのではなく、木を彫り出して表情を作っています。パガジと呼ばれる瓢箪で作られた、簡素な面が多く存在しますが、この面はかなりの手間をかけて造られたことが分かります。タルチュムの起源は、呪術的な要素を含め始まったようです。仮面にピッタリ・サイズの桐箱に収められていたところを見ると、以前の所有者がかなり大切にされていたことが窺えます。
縦24.5cm、横21.7cm
 

2024年10月15日火曜日

セヌフォの櫛



久々にアフリカものの紹介です。これは、コートジボワール、セヌフォ族の櫛で、上部にはブロンズの人物像が取り付けられています。人物像の左腕に紐を掛けて壁に吊るすと、目線から紐は見えず、なかなか素敵なオブジェとなりました。お望みであれば、勿論櫛としての使用も可能です。70~80年程前のものです。高さ22cm

 

2024年10月13日日曜日

花開く



2024年10月12日土曜日

本当に最後



先程、鉢植えの水やりをし、念の為にクレマチスの蕾がないかとチェックすると、まさかの花が!通常は、伸びた茎の先端に蕾が付いて、その後花が咲くのですが、古く枯れかけの茎に突然出現したような花が!これが本当に今年最後のクレマチスの花なのでしょうが、生命って不思議ですね。

 

2024年10月11日金曜日

小杉武久の2024 at 粟津潔邸

小杉武久さんに関する企画展が川崎市の粟津潔邸で開かれると、昨日、小杉さんのマネージャーであった岡本さんから連絡がありました。関東地方にお住まいの方等、ご興味のある方はどうぞ参加してあげてください。
粟津潔邸は、1972年に建築家の原広司さん設計によって建てられた住まいなので、建築にご興味のある方にもお勧めです。
現在は、ご子息の粟津KENさんが管理されているようで、この期間中はずっと滞在されるそうです。

下に開催日程を記しますが、詳細はホームページでご覧ください。
ホームページでの料金提示が分かりづらいのですが、期間中に二度あるイベント参加費が各3,500円、それ以外の日は入場料が3,000円だそうです。

https://www.setenv.net/events/takehisa-kosugi-2024-at-awazuhouse


2024年11月9日(土)〜11月17日(日)  11:00~18:00 (最終入場 17:30)

期間中のイベント (定員 各40名)

和泉希洋志 オープニング アクト
11月9日(土) 14:00~

対談: タージ・マハール旅行団について 
永井清治(タージ・マハール旅行団メンバー)  X  湯浅学(音楽評論家)
11月16日(土) 15:00~17:00

2024年10月10日木曜日

今年最後のクレマチス



私が育てているクレマチスは1鉢しかないのですが、例年たくさんの花を咲かせてくれ、昨年までは花の数を数えたことがないものの、年に100輪位は咲くだろうと思っていました。今年はどれだけ咲くのか数えてやろうと思い立ち、150輪までは数え、それ以降は数えるのを止めましたが、最終的には200以上の花を咲かせたようで、さすがにその数にはビックリです。この写真のものが今朝摘んだ花で、他に蕾が見当たらないので、これが今年最後の花だったようです。猛暑の中、そんなに多くの花を咲かせて私を楽しませてくれたことに感謝、来年も美しい花をいっぱい咲かせてくれるようにと願っています。


2024年10月8日火曜日

アイヌ勾玉



北海道で発掘された、古墳時代のガラス製勾玉です。やはり大陸からもたらされたのでしょう。小さいながらもダメージがなく、ペンダント・トップとして使うには程良いサイズです。長さ2.3cm


2024年10月6日日曜日

企画展 『ミニマルの美』

本日で今回の企画展が終了致しました。ご来店いただいたみなさま、そして品をお買い上げいただいたみなさまに感謝申し上げます。どうも有難うございました。

明後日からは通常営業に戻りますので、またよろしくお願い致します。



2024年10月3日木曜日

企画展 『ミニマルの美』

今回の企画展も、今日を含め残り4日間となりました。今回の企画にご興味のある方は、どうぞご来店下さい。

今日は、チベットで使われてきた護符を4点紹介致します。


これはチベット密教の経典を綴じていた、300~400年程前の経本留金具です。鉄造で、真ん中にはドルジェが陽刻されています。経本留金具のデザインは多く存在しますが、鉄造で、このようなシンプルなデザインのものは珍しいです。また、トクチャの材質は銅が最も多く、鉄は圧倒的に少ないのです。縦横3.5x3.5cm


10c前後に造られたツァツァと呼ばれるトクチャで、念珠の飾りとして使用されたものかもしれません。ベルのような形をしていますが、儀式用の法具をミニチュア化して造られたそうで、内部には8つの仏塔が陽刻されています。ブロンズ製のツァツァは見掛けますが、やはり鉄造は珍しいです。上部には紐を通す穴が開けられています。高さ2.3cm


8字デザインのトクチャですが、この形には永遠という意味合いがあり、私も好きなデザインです。これも10c前後に作られた鉄造のもので、何かを繋ぐための金具だったのかもしれません。トクチャは、最初から護符として作られたものもあれば、身近にあるものを護符として使用する例も多々あります。長さ2.1cm


500~600年前の黒白ジービーズです。陰陽の意味合いを持つ護符で、自然石で作られています。長さ3.9cm