現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2017年11月29日水曜日

唐代白磁壺



胴径21cm、高さ30cmの、唐代邢州窯白磁壺です。口縁に釉剥げがある以外、目立った疵はありません。口縁の釉剥げは、重ね焼した後の剥がしが原因なのでしょう。温かみのある白、そして、すらっとしたフォルムは品の良さを感じさせます。

2017年11月27日月曜日

Joseph Beuys

古いブログの写真位置を変えようと操作すると、新しい投稿としての掲載になりました。悪しからず。

私は、2003年11月までの約10年半、アフリカに近い島国に住んでいたのですが、そこで一番仲の良かった元アーティストの友人が、若い頃ボイスと親交があり、ボイスが私の大好きなアーティストの一人であることを知っていたので、彼に送られてきた多くのポストカードをプレゼントしてくれました。頂物ですので、これらは商品ではございません。


上の封筒を最初に貰ったのですが、そこには勿論ボイス直筆の宛名書きがされていて、中には下の写真にある10枚のサイン入りポストカードが入っていました。ボイスは若いアーティスト達に自分のポストカードを与え、それを売ればそこそこの現金が入るので、そのようにして彼等の生活を支えたそうです。


2回目に貰ったポストカードです。ボイスはフルクサスの初期に短期間参加しましたが、1968年、German Student PartyをFLUXUS ZONE WESTに改名し、環境問題や政治により深く関わっていきました。1974年には自由国際大学(FIU)を設立し、その後、ドイツの『緑の党』結党にも関わりました。このカードはシンプルでセンスがいいですね。


最後に貰ったのがこのカードです。今は亡きニューヨークのツインタワーをモチーフに、Cosmos und Damianが書かれていますが、ボイスは文明間の衝突を感じ取っていたのでしょう。赤と青のボールペンを同時に握って、サインしています。

2017年11月22日水曜日

中国の人物像

今日は、中国の小さな人物像を2点紹介致します。


なかなか可愛い玉製人物像ですが、初見のもので、恐らく祭祀用か副葬品だったのでしょう。時代はかなり古そうで、漢代から戦国時代まで上るかもしれません。台を含めた高さ13.5cm



こちらは、明代の木俑でしょう。書物を抱えているようなので、文官像ですね。角が取れ、トロトロな木味ですから、長年コレクションされていたのだと思います。高さは16cm(台を含まず)です。

2017年11月15日水曜日

清代白磁盃



初見の器ですが、どうも中国清代白磁盃のようです。それぞれ度合いが異なりますが、ピンク色の御本がほんのりと出ていて、お酒を注ぐと、色っぽく見えます。5客組で全て無疵、口径7cm、高さ2.9cmです。


1客を真上からアップしました。



2017年11月8日水曜日

塗師作業台

今日は、漆仕事で使われた作業台の紹介です。様々な色の漆がたっぷりと掛かった台は確かに美しいのですが、それだけを飾るには良いものの、置物を乗せるとなると、台が目立ち過ぎて、置物の良さが引き立ちません。また、そのようなものは、海外のコレクターに人気があるため、高額で取引されているようです。今回紹介しますものは、漆の掛かり具合が程良く、小壺等を飾る台としては適したコンディションだと思います。幅31cm、奥行16cm、高さ20cm




前面の一部をアップします:ー




天板の一部をアップします:ー




古備前双耳小瓶を乗せてみました:ー



2017年11月1日水曜日

徳利に花

今日は、一輪挿しが似合う徳利を2点紹介致します。徳利として良し、花器としても良しです。


下蕪型の李朝後期白磁青花徳利です。無疵ですが、染付の色が薄いです。昔は、染付に使うコバルトの値が高かったようで、ケチった結果、薄くなったのですかね。高さ18.7cm


こちらは、高さが18cmの明治面取りガラス徳利です。写真では分かり辛いですが、胴が面取りになっています。私は、ガラス徳利では面取りしたものが好きなので、今年は、江戸と明治のものを5本入手しました。これも無疵です。