時代は紀元前から現代、ジャンルは現代美術、アフリカやインドネシアのプリミティヴ・アート、アラブの古民具、日本や朝鮮を中心としたアジアの陶磁器・仏教美術・古道具等を扱う小さなセレクトショップです。他の骨董屋や古美術店ではほとんど見掛けない珍しい品を中心に集めておりますので、ご興味のある方はどうぞご来店下さい。
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2019年1月31日木曜日
2019年1月23日水曜日
襤褸
今日は、マニアックな襤褸を2点紹介致します。
これは、戦国の世に兵士が着用していた、鎖帷子(くさりかたびら)です。帷子とは麻製の肌着のことで、その麻布の上に鎖を縫い付け、衣服や鎧の下に着用する防具を鎖帷子と呼びます。私は、エルサレムで十字軍の防具が売られているのに出くわしたことがありますが、それもこれと同じ構造で、布地の上に鎖を縫い付けたものでした。格好良くて欲しかったのですが、とても旅行者が買えるような値段ではなかったのです。今回のものは、布が部分的に破れ、襤褸状態になっています。
こちらは、江戸期のぞうきんで、まるでアルベルト・ブッリの作品のようです。入手した際、明治頃のものだろうと説明を受けたのですが、布に詳しい先輩業者に聞いたところ、表側の布は絹で、江戸時代のものだということでした。こんなものが、今まで良く残っていたものです。おおよそのサイズは、縦15cm、横22cm
今日は、マニアックな襤褸を2点紹介致します。
これは、戦国の世に兵士が着用していた、鎖帷子(くさりかたびら)です。帷子とは麻製の肌着のことで、その麻布の上に鎖を縫い付け、衣服や鎧の下に着用する防具を鎖帷子と呼びます。私は、エルサレムで十字軍の防具が売られているのに出くわしたことがありますが、それもこれと同じ構造で、布地の上に鎖を縫い付けたものでした。格好良くて欲しかったのですが、とても旅行者が買えるような値段ではなかったのです。今回のものは、布が部分的に破れ、襤褸状態になっています。
こちらは、江戸期のぞうきんで、まるでアルベルト・ブッリの作品のようです。入手した際、明治頃のものだろうと説明を受けたのですが、布に詳しい先輩業者に聞いたところ、表側の布は絹で、江戸時代のものだということでした。こんなものが、今まで良く残っていたものです。おおよそのサイズは、縦15cm、横22cm
2019年1月1日火曜日
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