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2019年9月8日日曜日

企画展 『発掘せしもの』

今日は、酒盃として使える日中韓の器を1点ずつ紹介致します。どれも状態が良く、無疵と呼べるものです。
これら以外にも、盃となるものがいくつかございます。


常滑山盃です。三方がひしゃげていて、輪花のようになっています。自然釉がたっぷりと掛かり、スレ以外は疵がないので、直しもありません。下が裏側の写真ですが、高台があり、発掘場所である『本宮山』が墨書きされています。最大径9.3cm、高さ2.8cm



次は、中国、戦国〜漢代の双耳盃です。薄造りで、S字の耳が付き、口縁は少し歪んでいます。口径6.4cm、高さ4.5cm


こちらは、朝鮮、統一新羅の小壺ですが、サイズがかなり小さいので、酒盃として使用できます。写真でご覧の通り、口縁に制作時の疵が1ヶ所あります。口径6.9cm、高さ4.8cm