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2019年9月3日火曜日

企画展 『発掘せしもの』

今日は、中国の加彩俑を2点紹介致します。


まずは、漢代灰陶加彩馬俑です。このタイプの馬俑は、作られた当時の脚が木製だったため、胴から上だけが残っています。加彩は失っていますが、パティナが美しく、私がこれまでに多く見た漢代馬俑の中で、最も美しいフォルムです。頸に直しがありますが、魅力ある姿がそれをカバーしていると言っても過言ではないでしょう。長さ32cm、高さ23cm(台を含まず)


こちらは、六朝〜隋代の文官俑です。これも加彩がほとんど残っていませんが、前面の薄い朱のラインと土の残り具合が見所になっており、私はそこに惹かれました。直しはないようです。台を含んだ高さ28.3cm