現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2020年6月24日水曜日

李朝初期無地刷毛目壺



李朝初期の無地刷毛目壺ですが、地味な佇まいの中に雨漏りが見られ、それが景色を作っています。高台に僅かなソゲがありますが、その他は疵なし、水漏れもございません。会寧のものでしょう。高さ18.7cm

2020年6月17日水曜日

ナガ・アニマルスカル



ナガ族の家で飾ってあった、アニマルスカルです。角があり鋭い牙も付いているので、キョンではないでしょうか。昔は首刈りが頻繁に行われ、その頭蓋骨を飾っていたそうですが、首刈りの習慣が途絶えた後は、人以外の動物のものに代わったようです。昔は、部族間の争いが絶えず、首刈りをすることで一人前の男として認められ、それを成し遂げた後、結婚が許されたといいますから、かなりの首が刈られたのでしょう。アニミズムの中で生活していたナガ族の人達も、現在は、90%以上がキリスト教徒だといいます。

2020年6月10日水曜日

伊万里輪花豆皿




今日は、伊万里輪花豆皿を紹介しますが、生掛けなので、なかなか味が良いです。5客や10客揃えば良かったのですが、2客だけ入手できました。状態は、釉抜けがあるだけで、無疵とよべるもの、17~18c頃の作でしょう。直径8.5cm

2020年6月4日木曜日

THE BIG ISSUE



既に購入されている方もいらっしゃると思いますが、私は現在の店を始めてから買うようになり、これはなかなかの優れ小雑誌だと感じています。元々は、ホームレスの方達を支援するために、イギリスのビッグ・イッシュに倣い、大阪で2003年に創刊されたのですが、記事の内容が素晴らしいのです。ホームレス支援ということですから、勿論社会派の雑誌で、環境問題、原発問題、その他もろもろの良質な記事がてんこ盛り。私は、生活困難者の方にとって、ほんの少しでも手助けになるかと思って買い始めたものの、その記事から多くのことを学び、これからの生かされ方にプラスに働くのではないかと感じています。よくある週刊誌は、スクープで我々に興味を抱かしてくれるものの、問題の解決策には言及なし、ところが、このビッグ・イッシュは、我々が何をすべきかのアイデアを提供してくれます。世の中にこんなこともあったのかと思える記事もあり、勉強にもなりますから、是非一度読んでみて下さい。今年の4月から値上げになって450円、毎月1日・15日の2回発行です。

物事というのはいざやってみないと分からないもので、ビッグ・イッシュがホームレス支援で始めた2003年と比べ、2019年にはそのホームレスの人数が82%も減り、援助として成功したものの、販売者の数が減少し、自ずと販売部数が減って、発行元が赤字に追い込まれた結果、この4月の値上げに繋がったそうです。現在の政官財どれをとっても己の利益ばかりに目を配っている中、世のため人のために努力していらっしゃる方達には脱帽しますし、ごく僅かでも協力できればと思っています。そして、私も様々な知識を吸収できているのです。

2020年6月3日水曜日

兵馬俑



兵馬俑といえば、秦の始皇帝のものが有名ですが、こちらは、前漢の兵士俑です。失っていますが、元は、槍と盾を持っていたのでしょう。残念なことに、胸のあたりが折れたようで、接合されています。しかし、濃いめの加彩がしっかりと残り、迫力満点の勇姿です。本体の高さ47.5cm