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2020年8月5日水曜日

棒付き龍頭



小振りの龍頭が棒の先に付けられています。何処でどのように使われたのか確証はないのですが、恐らく、供養の際の用具だったのではないかと思います。李朝時代の朝鮮に、龍頭の木偶が存在しますが、これは、日本の江戸後期頃のものでしょう。高さ40cm(含台)

下の写真は、法隆寺のものですが、建物の隅々に、龍の彫刻が設けられています。寺院だけではなく、神社でも龍の彫刻をよく目にしますが、悪霊を寄せ付けないという、守護の意味合いがあったのでしょう。