企画展 『木の味・鉄の味』
今日は、鉄造の小品を2点紹介致します。どちらも江戸時代のものでしょう。
これは香合ですが、昔のものでありながらデザインがモダーンで、鉄味も抜群です。内部は鍍金されていたようで、金が薄っすらと残り、蓋の内側には、朱で花押が描かれています。よほど洒落た茶人の持ち物だったのでしょう。縦・横・高さ4.8cm。下が、蓋の内側の画像です。
時代は紀元前から現代、ジャンルは現代美術、アフリカやインドネシアのプリミティヴ・アート、アラブの古民具、日本や朝鮮を中心としたアジアの陶磁器・仏教美術・古道具等を扱う小さなセレクトショップです。他の骨董屋や古美術店ではほとんど見掛けない珍しい品を中心に集めておりますので、ご興味のある方はどうぞご来店下さい。
薬師寺古材 (L:102cm) |