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2022年11月15日火曜日

李朝小深皿

先週に引き続き、今日も李朝ものの紹介です。李徴後期の小さな深皿2点ですが、どちらも無疵です。


まずは、白磁の小皿で、多くの不揃いな目跡が素敵です。こういった皿は、窯の中で何枚も重ねて焼きますが、一番上のものは当然ながら目跡がありません。その天上ものは1点しかなく、それを好む方が多いようですが、このような廉価な器では、目跡をアクセントとして楽しめるのではないかと、私は思っています。直径10.7cm


こちらは、堅手の小皿で、少し緑っぽい色をしており、天上ものですが、振りものや自然釉の溜まりがアクセントとなっています。実は、裏の方が、古色も付いて味わい深いのです。直径10.1cm