現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2023年9月22日金曜日

企画展 『いきもののカタチ』

2023年9月23日(土) - 10月8日(日)  12:00 - 18:00  会期中の休店日: 10月2日(月)


いよいいよ明日から今回の企画展開始です。ご興味のある方の来店をお待ちしておりますので、よろしくお願い致します。
なお、日本の器やアラブの古道具等を入れた常設の棚は、そのまま残しております。

今日は、ブロンズの品を4点紹介致します。


まずは、マリ共和国に住むドゴン族のドアですが、実際に使われていた家の扉ではなく、家の中の置物として、100年以上前に造られたものです。モチーフは、上部にカナガマスクを被った人物、下は、トカゲや蛇等の動物です。幅20.1cm、高さ28cm


こちらの立像もドゴン族のもので、頭上のヘルメットや鎧っぽい服装から、戦士像ではないかと思ったのですが、右手に棒、左手に太鼓のようなものを持っているので、儀式に際しての姿を表現したのかもしれません。中腰のような姿で立っていますが、机の縁に座らせることもできます。やはり100年程前の作です。高さ39.8cm


これは、イランで発掘された、後期鉄器時代BC1000年頃のルリスタン奉納ピンです。一般的に奉納ピンと呼ばれてはいますが、この用途はいまだに不明のようで、奉納品であったとする説や、衣服を止めたピンであったのだろうと推測する学者等、意見が分かれているようです。乗っている動物は山羊でしょう。長さ18.2cm


これがどこで造られたものか分からないのですが、恐らくインド辺りのものではないかと思います。孔雀がモチーフの小品ですが、小さくても重さがややあり、ペーパーウェイトだったのではないでしょうか。高さ6.2cm