写真展 『安井仲治 - 僕の大切な写真』 at 兵庫県立美術館
今日は、安井仲治(1903~1942)の写真展を観てきました。生誕120年の大規模な回顧展で、その時代の日本ではカメラは高額だったため、日本人で写真を撮る人は限られていたでしょう。会場では、当時本人が使用したローライフレックスとライカが展示されていましたが、現在の高級なカメラは数百万円しますが、当時のカメラを今の感覚で言えば、数千万円だったでしょう。
大阪、船場の裕福な商家に生まれ、親から与えられたカメラに魅せられ、10代で全国に名を知られる写真家になったそうです。38年という短い人生の中で、先鋭的な眼差しを持って捉えた写真は今観ても惹かれるショットが何枚もありました。会場で写真撮影が許されていたので、展示されていた200数点の中、気に入った写真を21枚撮ってきました。2月12日まで開催されていますので、興味のある方はどうぞご覧になって下さい。