現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

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2018年4月11日水曜日

如来立像



久々に、微笑ましい民衆仏に出会いました。蓮台に乗った如来像で、なで肩、両手も光背もなくしていますが、そんなことは気にならない程の魅力があります。木の水分が飛んでしまって、とても軽いので、時代はかなりありそうです。高さ20.7cm

2018年4月4日水曜日

ガラスの一輪挿し

花器展が終了したので、店内の商品入れ換えをし、夏に向かって多くのガラス製品を並べました。以前にも述べましたが、当店で扱っておりますガラス類は、江戸切子盃をはじめ、明治から昭和初期までの、酒器、皿、碗、瓶等が主です。春から夏にかけて、それらの品を店内に並べておりますので、ご興味のある方は、是非ご覧下さい。

今日は、それらの中で、一輪挿しとしてぴったりの品を2点紹介致します。


初見のものですが、細長く四角いガラス瓶で、口も広く、野の花等を生けると素敵です。ゆらゆらとしたガラスで、昭和初期頃のものでしょう。高さ14cm


こちらは小さな瓶ですが、形からして、恐らく徳利として作られたのでしょう。あまりにも小さいので、お酒は僅かしか入らないだろうと思っていたのですが、量ってみると、丁度180mlでした。少し歪んだ姿が可愛く、明治〜大正頃の作だと思います。高さ9.8cm

2018年4月1日日曜日

企画展 『花の器 6th・土器に花』

今回の企画展は、本日終了致しました。会期中にご来店いただいたみなさま、そして品をご購入して下さったみなさま、どうも有難うございました。
当店は、毎春に花器展を開催していますように、花器として使えるものは常に仕入れておりますので、ご入用の方は、お気軽にご来店いただきますよう、よろしくお願い致します。







2018年3月29日木曜日

企画展 『花の器 6th・土器に花』

今回の企画展も、今日を含め残り4日間となりました。花器にご興味のある方は、どうぞご来店下さい。お待ちしております。

今日は、須恵器を2点紹介致します。


薬壺に台が付いたような、珍しい形の須恵器です。肩に自然釉が残っていますが、台の一部にホツレがあり、上手く直してあります。水漏れはございません。胴径16.5cm、高さ12.7cm


幅26cm、奥行17.5cm、高さ30cmという、大型堤瓶です。無疵の上、水漏れなしです。

2018年3月25日日曜日

企画展 『花の器 6th・土器に花』

今回は土器中心の企画展ですが、それら以外にも多くの器を用意しており、安価なものから高額なものまでバリュエーション豊かです。そのような中で、今日は、竹を編んで作られた花器を2点紹介致しますが、どちらも小振りで、野の花が似合います。


幅広く切られた竹を編んで作られた花器で、竹製の落しがはめ込まれています。かなりの古色が付いていますが、大正から昭和初期頃の作でしょう。胴径12.5cm、高さ8cm


こちらは、最大幅9cm、高さ9.5cmの掛花入れです。竹を編んだ掛花入れとして、これだけ小振りなものは少ないでしょう。やはり竹製の落しが用意されていて、作られたのは昭和初期頃だと思います。

2018年3月21日水曜日

企画展 『花の器 6th・土器に花』

昨日から今回の企画展が始まっていますが、今日は、朝鮮のものを2点紹介致します。


胴径20cm、高さ21cmの百済円底壺です。流れた釉薬とカセた部分が良い景色を作っています。火ぶくれがありますが、疵は、口縁に僅かなソゲがあるのみです。


こちらは、新羅小瓶です。火ぶくれがあり、少し歪んだ造形ですが、特筆する疵はなく水漏れもありません。胴径11cm、高さ11.5cm

2018年3月19日月曜日

企画展 『花の器 6th・土器に花』

いよいよ明日から、今回の企画展の開始です。手頃な価格のものから優品まで数多く出展しますので、みなさまのご来店をお待ちしております。よろしくお願い致します。

今日は、とても小さな器を2点紹介致します。


初見のもので、どこで作られたか特定できない土器です。黒っぽく焼けていて、コロンとした形が可愛く、惹かれます。厚みがあり、やや重く、胴径6.8cm、高さ6.7cmです。


こちらも初見の極小壺ですが、中国か南方で作られた、先史時代の土器ではないでしょうか。胴径6.2cm、高さ6.3cm