現物を見てお買物をしていただきたく思いますので、インターネットを通しての販売は致しませんことをご承知おき下さい。

Customers are able to talk in English at the shop.

2020年8月5日水曜日

棒付き龍頭



小振りの龍頭が棒の先に付けられています。何処でどのように使われたのか確証はないのですが、恐らく、供養の際の用具だったのではないかと思います。李朝時代の朝鮮に、龍頭の木偶が存在しますが、これは、日本の江戸後期頃のものでしょう。高さ40cm(含台)

下の写真は、法隆寺のものですが、建物の隅々に、龍の彫刻が設けられています。寺院だけではなく、神社でも龍の彫刻をよく目にしますが、悪霊を寄せ付けないという、守護の意味合いがあったのでしょう。



2020年8月4日火曜日

映画 『ちむぐりさ』  監督: 平良いずみ  at 第七藝術劇場


昨日は、上記タイトルの映画を観てきました。石川県珠洲市に住む「坂本菜の花」さんが、沖縄、那覇市にあるフリースクール、珊瑚舎スコーレで高校時代を過ごした時の、ドキュメンタリー映画です。

当店のお客さんから、2年程前に、珠洲に良い旅館があるとお聞きし、昨年の夏に、その旅館「さか本」に電話をかけ、10月にお邪魔したいと言ったところ、その頃は松茸の時期なので、10月だけはそれを使った料理を出すため、他の月よりも1万円高いとお伺いしたので、では翌年の4月頃に訪問しますと返事をしたものの、コロナ・ウィルス騒動で、まだ行けない状態なのです。世間は狭いようで、近所にある知人の店のアルバイト女性が、「さか本」の奥さんの親友で、その女性は常に連絡を取って、その旅館にも度々訪れていると・・・。そして、先月2度目に訪れた作家ものの陶磁器を扱っているギャラリーで主人と長話をしている中、私が4月に珠洲を訪れたかったのに行けなかったと話すと、珠洲のさか本さんへ行って下さいと勧められました。彼も最近訪れたそうで、彼が扱っているやきものの作家が度々訪れ、旅館ではその作家の陶磁器も使われているとか。「さか本」は自然志向の経営方針のようで、エアコンがないので、夏は暑く、冬は寒いそうです。ラグジュアリー志向の人には好まれないでしょうが、自然派の人達には人気があるようで、娘さんの名前「坂本菜の花」にも、ご両親の考え方が表れていると思います。

話が映画からそれましたが、先週の毎日新聞に、この映画評が掲載されて、主人公が珠洲出身の坂本さんとのことで、ひょっとしてと思って調べると、やはり「さか本」の娘さんでした。私自身が沖縄問題には心を痛めていることもあり、是非観たいと思って、映画館へ足を運んだ訳です。純粋な少女が見た沖縄問題を取り上げた映画で、本土に住む多くの人達に観て欲しいと思いますが、コロナ・ウィルスが蔓延する中なので、行って下さいとはなかなか言えません。その映画の後すぐに上映された「ドキュメンタリー 沖縄戦」も観てきました。昔も今も本土の犠牲になっている沖縄を救う必要がありますが、それは我々、日本国民全体の責任であるでしょう。老若男女全てが、もっと政治に付いて考え、良い方向へと実行すべきだと思います。

2020年7月26日日曜日

歪みある李朝の器

今日は、李朝後期の器を2点紹介致します。どちらも歪みがあるのですが、無疵完好です。


まずは、飲むには丁度良いサイズの白磁盃です。歪んだフォルムに、所々の釉抜け、民窯としての面白みがあります。口径6.4cm、高さ4.2cm


こちらは、かなりの厚みがある堅手小皿です。土の鉄分が表面に出、上の盃同様、面白み、そして温かみがあります。深さがあるので、酒盃としても使えるでしょう。少々乱暴に扱っても、欠けることがないような頑丈さを感じます。口径10.4x9.7cm、高さ3.5cm

2020年7月22日水曜日

ハッダストゥッコ・小仏頭



状態の良い、小振りのハッダストゥッコを入手しました。スレはありますが、鼻もしっかりと残り、直しもございません。また、部分的にオリジナルの赤色が残り、支えている軸が台と接着されていないので、顔の方向を好みに合わせて変えることができます。ご覧の通り、優しい顔をされているでしょ。高さ: 頭部本体7.1cm、台を含めて14.1cm

2020年7月15日水曜日

薄いグラス

今日は、薄手のグラスを2種類紹介致します。


珍しいグラスだなと思って入手しましたが、これらは東欧、ラトビアのものです。底も薄く作られ、刻まれた植物が爽やかそうで、ビールをほとんど飲まない私でも、グイッといきたいと思わせるような魅力があります。日本でいえば、大正頃のものでしょう。口径6.7cm、高さ9.8cm


こちらは日本のグラスですが、小振りで円筒形、それに模様なしという珍しいものです。上のグラスと同様に、底が薄く作られています。冷酒用に丁度良いサイズですね。明治〜大正頃のものでしょう。口径4.8cm、高さ6.8cm

2020年7月8日水曜日

インダスカーネリアン・ネックレス



インダス文明(BC2500~BC1500)の中で作られたカーネリアン・ビーズを、集めて繋げたネックレスです。それぞれの石に違った色や表情があり、特に、黒無地の服に似合いそうです。4000年前の日本列島では、人々は裸に近い姿で生活をしていたのでしょうが、文明地では、お洒落を楽しんでいたのでしょうか。

2020年7月1日水曜日

瀬戸椿手片口



私は、通常、片口であれば小さなサイズのものしか買わないのですが、大きくても、これは放っておけないと思い、入手しました。桃山〜江戸初期の作でしょうが、嬉しいことに、口縁にノミホツがあるだけで、その他の疵はなし。土見せ部分を大きく設け、意図的に歪めて造ったのでしょう、注口の下が窪んでおり、両手で酒を注ごうとすると、手にすっぽりと収まります。力強い造形と色のコンビネーションは、眺めているだけで惚れ惚れします。口径17x13.9cm、高さ10.3cm、容量600ml(注口の1cm程下まで注いで)