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2021年12月8日水曜日

興福寺古材

前回の企画展では、薬師寺の古材を展示しましたが、今日は、天平時代の興福寺古材を紹介致します。薬師寺のものと比べれば、厚みがないので小さく見えますが、白土もしっかりと残り、歴史を感じます。長さ113cm



壁に掛けましたが、中央のほぞ穴には、中国、明代の銅造普賢菩薩像を飾りました。下の画像は、その像をアップしたものです。古代中国の仏と同じ顔をされています。このように、小さな銅造の普賢菩薩像は珍しいでしょう。高さ6.1cm


2021年12月1日水曜日

堅手の器

今日は、李朝時代に作られた、堅手の器を2点紹介致します。どちらも無疵です。


まずは、小振りの鉢です。通常の鉢よりも小さく、日本での盃としては少々大きいのですが、濁酒用として作られたのかもしれません。マッコリ、もしくは、お湯割りの酒を飲むには丁度良いですね。口径9.4cm、高さ6.9cm


こちらは、大きめの台皿です。天上ものなので目跡はなし、見込には、細かな貫入が網の目のように入り、味わい良しです。小さな台皿なら買わなかったのですが、このサイズに引かれました。これに好みのアテを何種類か乗せて、上の小鉢でマッコリというのはいかがでしょうか。直径20.6cm、高さ8.3cm

2021年11月24日水曜日

久々のワヤン・ゴレック



長い間、市場で見掛けなかったのですが、久々に、古手のワヤン・ゴレック(ジャワやバリで、人形劇に使う人形) を入手しました。顔付きが良く、サラサも古いですから、100年前後の時代があります。

2021年11月17日水曜日

春秋戦国時代灰陶中壺



中国、春秋戦国時代の印文灰陶中壺です。印文陶はこれまでにいくつも扱ったり所有したりしていますが、このタイプの中壺は初めて入手しました。口縁に2ヶ所うっすらとしたニュウがありますが、その他にダメージがなく、窯変が美しい景色となっています。広口で、花も生け易いです。これにウメモドキを生けましたが、このような金色の実があるとは知りませんでした。
胴径20.6cm、高さ12.8cm
 

2021年11月9日火曜日

 鳩杖頭



ブロンズで作られた、中国、春秋戦国時代の鳩杖頭です。発掘物でしょうが、シャープなフォルムは原形をとどめ、背中には象嵌が施されて、尾っぽ等、一部に金が残っています。これが実際に杖として使用されたのかどうかは計り知れませんが、埋葬品であったとしても、古代の中国では、老臣を労うために宮中から鳩杖を贈るという風習があったそうです。日本でも、明治時代には、古代中国を真似て、政府が同じことをしたようで、西洋化だけではなく、アジア諸国の真似事もしていたのですね。
全長7.8cm、高さ7.9cm(含台)

2021年11月7日日曜日

当店の品紹介

当店の店名である『古道具 塊』を、インターネットで検索しますと、当店とは全く関係のないサイトに、当店名が多く見られるようです。当店所有の品は、このブログを通じてのみ紹介しておりますので、その旨ご承知おき下さい。当店では、インスタグラム等のSNSも全く利用しておりません。

2021年11月3日水曜日

高麗佐波理杯



今日の品紹介は、朝鮮、高麗時代の佐波理杯です。随分前に、当店のブログで唐代の佐波理椀を紹介したことがありますが、今回の杯は、それと同様に、緑青が美しく器体に入り込み、粉を吹いた状態にはなっておりません。以前の所有者が、実際に酒杯として使用されたとみえ、内側も綺麗で、凹みや欠けもないパーフェクトなコンディションです。納まっていた桐箱には、朝鮮古代佐波理盃となっていましたが、時代は高麗で間違いないでしょう。丸底なので、ブロンズのリングに乗せて撮影しました。
口径7.4cm、高さ6.4cm