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2013年12月19日木曜日

宮古島

現在、当店のショーウインドウには先週のブログで紹介した宮古式土器を飾っているのですが、昨日、たまたま宮古島出身の若者が店に来てくれました。沖縄周辺の離島と沖縄本土では文化が違うことや、宮古島のシャーマニズム等、大変興味深い話を聞くことができました。私は25年以上前からアニミズムに興味がありますので、現在の我が国でもまだ原始の宗教観を持って暮らしていらっしゃる方々が存在することに驚きを持ったのと同時に、一度現地を訪れてみたいとも思いました。最近のブログで、私にはムスリムの友人が多くいることを書きましたが、イスラームではアニミズムを忌み嫌っているのです。それは、ムハンマドがイスラームを興した時代のアラビア半島では多神教を信じていて、イスラーム布教に手こずり、多くの血が流れたことに主な原因があるといわれています。それ故に、よほど親しい友人でなければ、ムスリムとの間でアニミズムの話はしないのです。



燭台

さて、今日はシンプルなデザインの燭台を2点紹介致します。


まずは日本の江戸時代のもので、支柱と受け皿が八角形、土台が十字というミニマルなデザインです。


私が海外に住んでいた頃、イタリア人の友人が同じような燭台を持っていましたので、これはヨーロッパのものだと思います。銅製で使用感があまりないのですが、ベースの裏を見ると、そこそこの時代はありそうです。クリスマスイブが間近ですが、その時の小道具にぴったりではないでしょうか。