時代は紀元前から現代、ジャンルは現代美術、アフリカやインドネシアのプリミティヴ・アート、アラブの古民具、日本や朝鮮を中心としたアジアの陶磁器・仏教美術・古道具等を扱う小さなセレクトショップです。他の骨董屋や古美術店ではほとんど見掛けない珍しい品を中心に集めておりますので、ご興味のある方はどうぞご来店下さい。
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2018年3月29日木曜日
2018年3月25日日曜日
企画展 『花の器 6th・土器に花』
今回は土器中心の企画展ですが、それら以外にも多くの器を用意しており、安価なものから高額なものまでバリュエーション豊かです。そのような中で、今日は、竹を編んで作られた花器を2点紹介致しますが、どちらも小振りで、野の花が似合います。
幅広く切られた竹を編んで作られた花器で、竹製の落しがはめ込まれています。かなりの古色が付いていますが、大正から昭和初期頃の作でしょう。胴径12.5cm、高さ8cm
こちらは、最大幅9cm、高さ9.5cmの掛花入れです。竹を編んだ掛花入れとして、これだけ小振りなものは少ないでしょう。やはり竹製の落しが用意されていて、作られたのは昭和初期頃だと思います。
今回は土器中心の企画展ですが、それら以外にも多くの器を用意しており、安価なものから高額なものまでバリュエーション豊かです。そのような中で、今日は、竹を編んで作られた花器を2点紹介致しますが、どちらも小振りで、野の花が似合います。
幅広く切られた竹を編んで作られた花器で、竹製の落しがはめ込まれています。かなりの古色が付いていますが、大正から昭和初期頃の作でしょう。胴径12.5cm、高さ8cm
こちらは、最大幅9cm、高さ9.5cmの掛花入れです。竹を編んだ掛花入れとして、これだけ小振りなものは少ないでしょう。やはり竹製の落しが用意されていて、作られたのは昭和初期頃だと思います。
2018年3月15日木曜日
企画展 『花の器 6th・土器に花』
今日は、土器ではなく、鉄製の器を3点紹介致します。いずれも錆の安定した鉄味がなかなか良く、厚みがあるので、どっしりとした佇まいです。全て初見のもので、市場ではほとんど見掛けないでしょう。
画像では分かり辛いのですが、八面の面取りになったモダーン・デザインの容器です。水盤のように、縁ぎりぎりまで水を張れば、とても素敵です。縁で1.5cmの厚みがあり、底の厚みは恐らく2cm以上あるでしょう。縦11cm、横16cm、高さ6.6cmです。
直径9cm、高さ9.7cmと小振りの円筒形容器ですが、これも鉄の厚みがあるので重いです。機械を使わずに作られたようで、表面が滑らかでなく、とにかく味があります。これはどうも、ルツボとして作られたようです。
こちらも円筒形容器ですが、直径18.5cm、高さ22cmと大きいので、かなり重く、上の円筒形と比べると、10倍以上の体積があるでしょう。大振りの枝ものが似合います。
今日は、土器ではなく、鉄製の器を3点紹介致します。いずれも錆の安定した鉄味がなかなか良く、厚みがあるので、どっしりとした佇まいです。全て初見のもので、市場ではほとんど見掛けないでしょう。
画像では分かり辛いのですが、八面の面取りになったモダーン・デザインの容器です。水盤のように、縁ぎりぎりまで水を張れば、とても素敵です。縁で1.5cmの厚みがあり、底の厚みは恐らく2cm以上あるでしょう。縦11cm、横16cm、高さ6.6cmです。
2018年3月10日土曜日
企画展 『花の器 6th・土器に花』
今日は、日本の土器を3点紹介致します。
胴径25cm、高さ33cmと大きな弥生土器で、口縁に欠けがありますが、ニュウもなく、まずまずのコンディションです。
これも弥生土器ですが、胴径10cm、高さ11cmと小振りです。口の辺りは表面がなめらかですが、長年風雨にさらされたのか、肌が荒れていて、細かい石が多く覗いています。口縁に僅かなホツがあるものの、それ以外のダメージはなく、侘び寂び感たっぷりです。
こちらは、胴径16cm、高さ16cmと、程良い大きさの土師器です。欠けはないのですが、ニュウが3本あります。そのニュウは安定していましたが、念のため内部の見えない部分を漆で止めておきました。土師器の壺は、このように黒くなったものが多いのですが、これは煮沸した際に付いた煤が残っているのです。
今日は、日本の土器を3点紹介致します。
胴径25cm、高さ33cmと大きな弥生土器で、口縁に欠けがありますが、ニュウもなく、まずまずのコンディションです。
これも弥生土器ですが、胴径10cm、高さ11cmと小振りです。口の辺りは表面がなめらかですが、長年風雨にさらされたのか、肌が荒れていて、細かい石が多く覗いています。口縁に僅かなホツがあるものの、それ以外のダメージはなく、侘び寂び感たっぷりです。
こちらは、胴径16cm、高さ16cmと、程良い大きさの土師器です。欠けはないのですが、ニュウが3本あります。そのニュウは安定していましたが、念のため内部の見えない部分を漆で止めておきました。土師器の壺は、このように黒くなったものが多いのですが、これは煮沸した際に付いた煤が残っているのです。
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