金剛鈴
今日は、金剛鈴の残欠と完品を紹介致します。
これは金剛鈴の残欠ですが、中国、遼代 (AC907~1125) のもので、契丹仏教の密教儀礼に使用されました。上の部分は顔がデザインされており、残欠だと聞かなければ、これ自体が立像のように思えます。
元は、顔部分の上に持ち手があり、下にはベルがあったわけです。高さ10.7cm (含台)
こちらは完品の金剛鈴 (五鈷鈴) で、チベット密教の儀礼に使われました。時代は100年程前のもので、それ程古くはないのですが、振った時の音色が素晴らしいのです。持ち手の五鈷のすぐ下には顔がデザインされています。高さ15cm