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2013年9月14日土曜日

企画展 『祈りのカタチ』


インド東部にナガランドという州があり、ナガ族が住んでいます。20年以上前、私がインドを訪れた際、ナガ族のフィギュアを探し歩いて専門店を見つけたのですが、物価が安いインドとは思われない高額品ばかり。値が高いねと言うと、お前はインターナショナルな価格を知っているのかと返答されました。結局、その店ではナガのものは買わず、他の部族のマスクを購入しました。この写真のものは、魚をモチーフにしたナガ族のペンダントです。数百年経っているオリジナルですが、今も土産物としてコピーを作っていて、古いものはガラスビーズを使用していますが、今はイミテーションのプラスチックだそうです。このようなビーズは現地生産ではなく、交易で手に入れたようで、やはりシルクロードを通じての取得品だったのでしょう。なお、ナガ族はビルマにも住んでいて、前回のブログではチン州のフィギュアを紹介しましたが、チン族とナガ族の文化は似ているそうです。そりゃ、昔は国境なんてなかったですものね。