企画展 『木の味・鉄の味』
いよいよ、明日から今回の企画展の開始です。ご興味のある方は、どうぞご来店下さい。よろしくお願い致します。
2021年9月21日(火) - 10月3日(日) 12:00 - 18:00 会期中は無休で営業
新型コロナ・ウィルス感染予防のため、ご来店の際は、マスクの着用をお願い致します。店内には、消毒用のアルコールを用意しております。
今日は、味の良い木の器を5点紹介致します。全てが良い状態です。
ナガの高坏ですが、かなり珍しいもので、集落の有力者が、これに直接食べ物を乗せて食べるそうです。食べ物の油等も付いたのでしょう、皿部分は黒光りしています。大きさがあり、果物を乗せるのに良いですね。直径28.4cm、高さ26.5cm
これも珍しい意匠の器ですが、李朝の物入れです。縁下には、ギザギザの模様、上部には、恐らく蝙蝠なのでしょう、吉祥のデザインが彫られています。縦11.8cm、横18.7cm、高さ6.3cm
これは、やはり李朝のもので、米を掬った鉢なのでしょう。見込に米粒の痕がいくつも残っており、それが良い景色を作っています。直径19.7cm、高さ7cm
これも李朝で、大きめの八角盆です。上手のもので、ほとんどのこの手の盆が松で作られているのに比べ、これは桐材で作られており、大きさがあっても重量は軽いです。対角46.5cm、高さ9.4cm
これは、みなさんご存知でしょう。日本の繭皿です。繭皿は市場で時々見掛けますが、やはり味のあるものは希少です。裏にもたっぷりと古色が付いています。直径29.8cm